ホテルの料金が高すぎる…ときの値切り方
ある夫婦がアトランタからニューヨークまで車で移動していました。
丸一日運転し、疲れた夫婦は快適なホテルで部屋をとってひと休みすることにしたのです。数時間ほど寝てから、また出発するつもりでした。
4時間経って、チェックアウトしようとすると、なんと請求額は350ドル(約3万2千円)。
びっくりした夫は怒り出し、その高すぎる値段の説明を求めました。
確かにホテルは快適だったけれど、部屋に350ドルの価値なんて無いと文句をつけたのです。
すると受付のホテルマンに350ドルは部屋の基本料金だと言われ、らちが明かないと、夫は支配人を呼ぶよう要求しました。
支配人がやってくると、このホテルにはオリンピックサイズのプールがあり、広い会議室もあって自由に夫婦が使えたと説明しました。
さらに、そこのホテルでは人気のショーまで見ることが出来ると言い、ニューヨークやラスベガスといったところからのエンターテイナーを呼び寄せているとのことでした。
しかし、どんなに設備を説明されても「我々はそれを利用していない」と言い張る夫。
全くそれを聞き入れてくれないホテル支配人。
最終的に夫はあきらめ、しぶしぶ払うことを承知しました。小切手を取り出し、それを支配人に渡します。
受け取った支配人は「この小切手はたった100ドルとしか記入されてません」と訴えました。
「その通り。あなたは私の妻と寝たので250ドル請求しています」と夫は言いました。
「あなたの奥さんと寝てませんよ」とあわてる支配人。
すると、夫はこう言いました。
「妻はずっとここにいたので、あなたはいつでも妻と寝ることができたと言うことです」
ジョークというより、とんち話みたいなやりとりです。なるほどと感心はするものの、実際に通用するかは責任持てませんが…。
もし不当にボられたときは、速やかに警察へ駆け込みましょう。
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わかりやすく読みやすい
今までと違った感じ。