津軽三味線でラフマニノフを優雅に奏でるアメリカ人(動画)
フィギュアスケートで浅田真央さんも演技曲にしているラフマニノフ。
なんとそのクラシック曲を、津軽三味線で弾きこなすアメリカ人がいました。
なんとも奇妙な組み合わせですが、そのミスマッチさが素敵な情緒を醸し出しているので、ぜひ聴いてみてください。
三味線独特のノイズの強い音だけでなく、西洋楽器のような綺麗な音色も奏でられていて、三味線ってこんな演奏が出来るんだと楽器の奥深さを感じさせられました。
津軽三味線奏者のアメリカ人、マイクペニー氏の他の演奏はコチラからどうぞ。
またこの映像と三味線にちなんで、同じ3弦のロシア民族楽器であるバラライカについての説明を、投稿してくださった なすまま様 より頂いたのでご紹介します。
同じ古くからの民族楽器で、ロシアにバラライカというのがあります。
三味線との共通点は3弦ということですが、形が三味線は四角、バラライカは三角なんですね。
普通のロシア人はバラライカはダサいと思っているようです。昔から農民が弾いてたので。(貴族はピアノ、ロマ(ジプシー)はギター、ユダヤ人はヴァイオリンというイメージがあるかも?)
(ずっと昔ですが、ロシア滞在中に安いバラライカ見つけて買ったら、現地の人たちに笑われてしまいました。
中学生か高校生の一人の男の子が部活でやったことがあるというのを耳にしたので弾き方を見たくて頼んだら、散々嫌がった末に弾いてくれました。みんな田舎のお爺さんの楽器だと思っているのかニヤニヤして見てました。
モスクワで一人の日本人の青年が、上手にバラライカを弾くのを見せてもらったことがありますが、「ここでは三味線を外人が弾くようなもんだ。」と言ってました。妙に納得しました。)
バラライカの演奏映像。
【読者投稿:なすまま 様】
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