今年のマスターズでゴルフ史上に残る、水切りショット&ホールインワンが決まる瞬間(動画)
水切りショットとは、ゴルフで池の水面を跳びはねるように打つショットで、河原で平らな石投げをするのと同じ原理です。
もちろん池を超えるだけでも難しく、どこに止まるか分かったものではないので、よほど特殊な場面でもない限り公式戦で見ることはマレですが、マスターズの練習ラウンドでは、毎年ファンの前でこの水切りショットをするのが好例となっています。
そして今年、信じられないホールインワンが達成されていました。
池を超えるだけでも大拍手、グリーンオンしたら大歓声というギャラリーの盛り上がりなのですが、吸い込まれるようにボールはカップに近づいて行きます。
いったん通り過ぎたかに見えたボールが、するすると斜面をつたって魔法のように入ってしまい、観客たちも二度とこんなの見られないと大興奮。
このミラクルなショットを決めのは、インドのビジェイ・シン選手。2000年にマスターズを優勝するなどメジャー3勝、タイガー・ウッズを引きずり落として世界ランキング1位になったこともある名選手です。
(11/3)追記:ビジェイ・シン選手はインド出身ではなく、正しくはインド系フィジー人でした。ご指摘くださった方ありがとうございます。
この水切りショットが始まったのは今から20年ほど前、ある選手が16番ホールで遊び半分に水切りショットをしてみたところ、ギャラリーが異様に盛り上がってしまい、それ以降の選手も水切りショットをしない訳にはいかない雰囲気になったそうです。
(11/6)追記:練習ラウンドではなく「パー3コンテスト」ではないかという意見も頂きましたが、実際に使われるレギュレーションコースの16番ホールで木曜日の公式戦に向けて月、火、水曜の朝に行われる前哨練習での一こまではないかとのことです。教えてくださった方ありがとうございます。
確かに通常の練習を見るよりは、水切りショットを見てみたくなる気持ち、分かりますよね。
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