麻薬の罪に論文を書けという命令、出来が良ければ無罪…オーストラリアの裁判所
麻薬犯罪は後を絶ちませんが、捕まれば当然罰が待っています。
罪の重さによって罰金や禁固刑など違ってきますが、オーストラリアの男性は裁判所からエクスタシーを服用した罰として、なんと論文を提出することを命じられました。
ジョン・ダイケン24歳はエクスタシーの錠剤を所持しているところを見つかり、彼自身も罪状を認めています。
過去に前科はなかったので情状酌量の意味もあると思われますが、エクスタシーと言う錠剤について、悪いところを学ばせたり認識させる目的で、論文の提出を要求されたようです。
判事のギルモア氏は、後から後から若者がエクスタシーの所持で逮捕されることに辟易しており、その影響を考え論文を書かせることにしたと語っています。
論文はコピー&ペーストなどして丸写しが出来ないように、すべて手書きにしなくてはならないというお達しまでされているとのことです。
そして、論文の内容が良ければ無罪にしてくれるそうです。原材料は何か、どんな風に、どこで作られたのか、体に対する影響はどんなものか、と言った内容を書くことになります。
学校のように提出し、良ければ合格、悪ければ不合格が11月11日にわかるそうです。
まさか裁判所で反省文を書かせるとは面白い試みですが、これが反省につながる結果となれば良いですね。
Nothing To Do With Arbroath: Australian court orders essay for drug punishment
レポート・論文の書き方入門
posted with amazlet at 09.11.06
河野 哲也
慶應義塾大学出版会
売り上げランキング: 803
慶應義塾大学出版会
売り上げランキング: 803
おすすめ度の平均:
解説書としては良書だが……本当に入門書。これから始められる。
この類をお探しなら、この本がベストです
テキスト批評ね!
必読の良書