捕鯨反対「シーシェパード」が世界最速ボートを導入、そのとてつもないデザインに対する海外の反応
捕鯨反対と称して海賊まがいの過激行動を起こし、たびたびニュースとなっている海洋生物保護団体シーシェパード。
この度、世界最速のボートである「Earthrace(アースレース)」を導入したのですが、「シーシェパードにこんなたちの悪い密船が登場した」と、そのデザインが話題に上っていました。
バイオディーゼル燃料を使用しハイテク化されているこの船は、61日間で世界一周を果たした最速のボートで、現在ニュージーランドのオークランドの港に停泊しています。
夏に日本の捕鯨船に体当たりしたことで知られる高速船スティーブ・アーウィン号に代わり、南極海へと向かうとのこと。
24メートルの三胴船(トリマラン)で、レーダーを避けることができ、捕鯨船に気づかれずに近づくことができるのだそうです。
12月7日にはパースを出港する予定。
バットモービルのようなデザインの船ですが、これを見て海外のコメントもにぎわっていました。
一部抜粋してご紹介します。
・悪者の船に見える。
・いったいどこからこんな面白いおもちゃを持って来るんだ?
・007 トゥモロー・ネバー・ダイに出てきた船を思い出す。
・かなりクールだが、ソマリア海賊は古びた釣りボートにRPG(グレネードランチャー)を積んで、2回ほど漕げば十分だということを証明している。
・それはボートのせいではなく、単に乗組員の違いだろう。
・シーシェパードの捕鯨反対活動キャンペーンは、ほぼ宣伝活動のためだろう。
・バットマンがいないぞ、どこにいるんだ。
・きっと家でタイツを洗ってるんだよ。
・何もしないにしちゃ、とてつもない船だな。
・テレビ用にすごい支払われているんだろうな。
・しかしどっから金を調達しているんだ。かなり金が掛かるだろうに。
・レッド・ホット・チリペッパーズが寄付したらしい。
・捕鯨船に近づきたいなら、(あるいは向こうから近づかせたいなら)この船は、鯨に似せるのがいいんじゃないか?
・トロイの鯨か。
・ロケットの発射台はどこなんだ?
・おお、これでクジラ戦争か何かが起こるかもな。
・レーザービームは搭載してないのかな。
これだけのものを用意・運行できるお金の流れが気になります。
少なくともPR効果が高いという意味では、成功かもしれません。
日本国内と海外ではかなり温度差のある捕鯨問題ですが、海外サイトのシーシェパードに対する反応は以下の記事を参考ください。
日本の捕鯨活動妨害の「シー・シェパード」に対する海外のコメント
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