男性は赤ちゃんよりガソリンのニオイが好き、女性は…
どんな「におい」が好きですか?
朝の香ばしいコーヒーのにおい、フライパンの上でジュウジュウと焼けるベーコンのにおい、好きなにおいにも様々な種類があります。
イギリスでどんな「におい」を好むのか、アンケート調査が行われました。
いろいろ興味深いことがわかったのですが、男性は赤ちゃんのにおいがランキング18位に対して、ベーコンは7位、ガソリンのにおいは12位となっており、イギリス男性はベーコンやガソリンのにおいが赤ちゃんのにおいに勝ると考えていることがわかります。
その他イギリスならではと言えるフィッシュアンドチップス、ローストディナー、コーヒー、雨上がりの空気、などが上位を占めています。
一方で女性が好きなにおいには、花、バニラなどに続いてパン、芝生、洗いたてのシーツが選ばれており、嫌なにおいには、嘔吐、体臭、公衆トイレなどが挙げられています。
家庭ではゴミ箱、濡れた犬、タバコ、足のにおいなどが上位に来ています。
心理学博士のパメラ・ダルトン博士によると「におい」には「過去を思い起こさせる」強い力があり、幸せな気分にしてくれたり、特別な人を思い出させたり、親しんだ快適な気分を喚起してくれるのだそうです。
特に記憶とにおいの関係は強く、どんなにおいにどういった反応をするかは経験などに基づき、個人差があると言うことです。
男性のトップ20に入っていた他のにおいには、ラベンダー、りんご、ブラックベリー、オーブンで焼かれてるデザート、付けたばかりのマッチなどが含まれていました。
女性のトップ20には5番目にバニラが来ており、炒ったばかりのコーヒーが6位、雨が7位で、さらにチョコレート、赤ちゃん、ラベンダーが、10位までに収まっています。
調査は4000人のイギリス人を対象に行われ、女性の92%が良い香りは機嫌を良くすると思っているようです。
その主な理由は子供のころの幸せな思い出が起因しているようです。
その他、10人中8人は通行人から自分のパートナーのアフターシェーブなどの香りがすると、笑顔になると言う結果が出たそうです。
また、友人や同僚のにおいが悪い場合、3分の2の人は相手にそのことを伝えられないとしています。
はっきりそれが伝えられると言う人は男性が54%、女性は30%という結果でした。
イギリス人を幸せにするにおいトップ20は以下の通り。
- 焼きたてのパン
- 清潔なシーツ
- 刈りたての芝生
- 花
- 煎りたてコーヒー
- 雨上がりの空気
- バニラ
- チョコレート
- フィッシュアンドチップス
- フライパンのベーコン
- ローストディナー
- 赤ちゃん
- レモンの皮
- ラベンダー
- ガソリン
- オーブンに入っているアップルとブラックベリーのクランブル
- 火をつけたばかりのマッチ
- バラ
- パーティクラッカー
- ゴムのタイヤ
イギリスのお国柄が出ているものもありますが、男女混ぜるとこんなものかなと言ったところでしょうか。
それにしても、男性は赤ちゃんよりガソリンのにおいが勝っているのが笑えますね。
ベビーシッターはやはり男性に頼まないほうがいいのかもしれません。
Men prefer smell of bacon to babies
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