窓ガラスを壊す行為は芸術だと主張するアーティスト…やっぱり罰金刑
芸術というのは深いものですが、窓ガラスを割るという行為が芸術なのかどうかとい
う疑問がスコットランドのエディンバラで持ち上がりました。
芸術と称して彫刻家のケビン・ハーマン氏が窓ガラスを割るのを50人くらいが見てい たそうです。
割られたガラスはギャラリーアートの窓で、最終的には芸術ではないとして、裁判で罰金が課せられました。
当然と言えば当然の結果のように思いますが、割った人物は単なるストリートキッズではなく、才能ある芸術大学の卒業生だったのです。
ハーマン氏は最近2000ポンド(約29万円)の奨学金をもらっており、彼を知るエディンバラアート基金の代表者リチャード・デマクロ氏は、「彼の窓ガラスを割ったアクションに対しても握手すべきだった」として、ギャラリー側の決定に対し残念だと伝えているようです。
ハーマン氏は「罰金を受けたことよりも、蛮行と言われたことに傷ついた」と言い、「警察を呼ばれると知っていれば窓ガラスを割ることは無かったし、事情を知る人ならば破壊的ではなく、作品に対して誤解しているとわかるだろう」と語っています。
芸術と言われても、いきなり窓ガラスを叩き割られたら通報するのは当然ですよね。果たしてこれがアートなのかどうかの判定は難しいところですが、芸術家に変人が多いのは確かだと思われます。
映像はコチラからどうぞ。
Student fined for smashing gallery window and calling it art