長年にわたって踊らされていたクマ、最後の一匹が自由にされる
日本はクジラやイルカの問題で諸外国から干渉を受けていますが、動物に関する同様の干渉は世界中で見受けられます。
インドでは長年に渡ってクマに踊りを踊らせるという文化がありました。
そにれ反対して結成されたグループが、最後の一匹を自由にしたというニュースがありました。
国際動物救助団体(IAR)は、動物のためのキャンペーンをいろいろ行っているのですが、そのうちの一つに、インドのクマの救助が掲げられていたそうです。
このクマたちは歯を抜かれ、ロープでつながれ、鼻輪をされていました。そして先週、4歳になるクマが救助され、それが救助されるべき600頭の最後のクマだったのです。
IARの代表者であるアラン・ナイト氏は「自分が携わった数年の間に、これほど救助活動で成功した例はない」と伝えています。
また、「何百頭もの捕獲されたクマに新しい生活環境を与えてやることにも意味はあるが、この残酷な文化に終止符を打てたことは何ものにも代えがたい」と語っています。
このキャンペーンは7年前に始められ、オーストラリアやフランスからの団体も参加し、クマの救助に力を注いできたそうです。キャンペーンにはクマを扱う人々が家族を養っていけるように他の職業の訓練なども含んでいるそうです。
動物に対する残酷な振る舞いを救助しようとする行動は、文化や倫理観の違いから上手くいかないことが多いですが、非難だけでなくクマを扱う人々の保障まで含んでいたことが成功につながったと言えるでしょう。
映像はこちら。
Nothing To Do With Arbroath: Charity frees 'last' dancing bear in India
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