ぶっとんだ国ニッポン…海外で紹介されている日本のイメージがちょっと大変なことになっていた
どの国にも当てはまることですが、インパクトの大きい事ほど海外に紹介されやすく、印象にも残りやすいものです。
よって日本が紹介されるときも、過激なものや異様なものほど話題を呼ぶのですが、そのため日本のイメージがちょっと変な方向に注目を浴びているケースもしばしばです。
正しいかどうかはともかく、海外サイトで「日本はこんな風にしてヘンテコになった」と言う紹介記事があり、外国人たちの関心を集めていました。
紹介記事の内容は以下の通り。
まず日本の事実
- 日本はアジアの東、太平洋にある島で1億2800万人ほどが住んでおり、全員が部分的にあるいは完全にクレイジーである。
- 日本の文化として伝統的に環境的責任を強く持っており、礼儀正しく、しかしながら男性優位な価値観(性的に逸脱している)を有している。
- 日本はITで言うと被害者でありながら、先駆者でもあり、最先端と狂気の中間に位置している。
日本の変遷
- 我々が中学生の頃の歴史の本には、日本は3千以上の島からなる群島と書かれているかもしれないが、それは事実である。そしてきれいな言語を持ち、とても濃い紀元前3万年くらい前からの遺産を持っている。それが意味するのは彼らが恐竜の5倍は古いと言うことである。
- もちろん真珠湾を攻撃をした。それを我々はやり返した。そして白人の恐怖も植え付けた。そして日本酒はおいしい。
- これらの事実はすべて正しいが、そんなことは全く持ってどうでもいいのは、我々の持つ日本のイメージが「すばらしい刀の戦いの歴史を持つ、かなり危ないぶっとんだ精神病患者」だからである。
- それは差別だと言うかもしれないが、これまで日本から発信されてきた情報がそれを如実に物語っている。
- あまりの怪しさから、日本がわざとそういった認識を持たせて、真珠湾パート2で我々に不意打ちしてくるのではないかと思うほどだ。
こんな風に冗談めかして書かれ、かつ歴史、食事、政治、テクノロジー、芸術、スポーツ、宗教に関して項目別に説明されていました。
かなりぶっとんだ内容が続くので割愛しますが、完全否定できるかというと当らずとも遠からずなのがつらい所です。
この日本の紹介記事に対して、海外サイトのコメントもにぎわっていました。抜粋してご紹介します。
・雪の中で本当にスモウが出来るのかな?
・なんだか写真が合成されたものに見えない。
・知れば知るほど!
・ゴジラがスシ好きだったとは。
・日本では全員がスシを食べるんだよ。
・巨大な恐ろしいロボットが抜けてるだろ。
・クレイジーなバラエティ番組はないのか。
・僕が悩むのは、ここアメリカでナルトや犬夜叉やいろいろ見ている人が多くて、それで日本を完全に知ったつもりになる人が多いことだ。みんな日本は巨乳のほとんど服も着てない女性でいっぱいの国だと信じいて、かつ日本史は忍者と魔力で構成されている。日本の中世時代はヨーロッパの中世時代と騎士(武士)の名前がちがうだけで似ていないかい?アニメだけ見て日本を完全に知ったような気になるやつらに疲れる。
・普通にアニメだけ見てそれがそのままだと思うやつはいないだろ。
・実を言うと、平均的な日本人はアメリカ人より忍者のことを知らない。
・巨乳?おいおい日本人はそうじゃないことはみんな知ってる。
・何だ、ガンダムが無いじゃないか。
・ハロー・キティはどこー?
・これは全部本当のことだ。毎日被害に遭ってる。
・触手レイプ…、これで説明はいらないだろう。
・ジャパニーズ・ガールが大好きだ。
・日本の深夜番組を20分ほど見ると、何がどうヘンなのか新しいレベルでわかる。
・それは大戦で男が全部死んでしまい、ほぼ全国民が女性によって育てられたからだ。女性がコントロールするとこういう社会になると言う例だ。ロシアやドイツを例として見てみろよ。
・忍者はもっと欲しい。
・3年おきに中国を侵略して2字ずつ文字を盗んでいったんだ…。
・絶対に原爆の影響だね。被爆すると正気の遺伝子の99%が損傷するんだ。その遺伝子を持って年を重ねるうちに狂気に触れていく。その結果が触手のレイプにパンティの自販機に、アニメなんだ。
…えー、正しいかどうかの考察はやめておくとして、こういうのを見ると、きっと我々も同じように外国を誤解しているのだろうとは思います。
問題は誤解と言い切れるかどうかというところですが、それを考えると果たして日本の行く末はこのままでいいのか、ちょっと不安を禁じえない所です(汗)。
How Japan Became The Capital of WTF: A Timeline
マイクロマガジン社
売り上げランキング: 59436





