熱狂的なファンが「ヘヴィメタルを宗教にしよう」とキャンペーン中…イギリス
趣味に生きたり宗教に生きたりと、思い入れや信条と言うものはそれぞれ持っているものです。
ですが、「趣味と宗教の違いとは何か?」と問われて、明確にスラスラ答えられる人は少ないのではないでしょうか。
イギリスではなんと、熱狂的なヘヴィメタルのファンがヘヴィメタを宗教として認めてもらおうとキャンペーン運動を行っているそうです。
イギリスでも国勢調査が行われていますが、近年、宗教に対する流れが変わりつつあります。
前回行われた調査のときも似たようなキャンペーンが行われ、その時は39万人が「自分の宗教はスターウォーズのジェダイである」と答えました。フィクション作品の設定であるにもかかわらず、映画の人気から支持が広がったようです。
今回はロック雑誌「メタル・ハンマー」がキャンペーンを始め、すでにFacebook(SNS)の利用者だけでも1万人にのぼっているようです。
イギリスの代表的ヘヴィメタルバンド『サクソン』(SAXON)のボーカルであるビフ・バイフォード氏は、「このキャンペーンが成功した暁には世界のメタル大使になるつもりだ」と述べています。
現段階では、まだスターウォーズのジェダイほどの参加人数はなく、そのジェダイもとりあえず宗教ではないと分類されていることから、このキャンペーンが成功するかは微妙なところです。
でも音楽的カリスマが教祖的な扱いを受けていることを考えると、将来的に宗教化することだって、ありえなくはない話かもしれませんね。
ちなみにヘヴィメタル教(?)の入信資格ですが、他人よりうるさい音で音楽を聴くと言うことが条件になるそうです。
信仰は自由ですが、他人へのはた迷惑な行為は自重してくれると助かります。
Fans campaign for heavy metal to be recognised as religion - Telegraph
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