2010年02月06日 08:43

史上最高額を更新…アルベルト・ジャコメッティの銅像「歩く男」が91億円で落札

 

アルベルト・ジャコメッティ00
芸術につく値段は天井知らずですが、芸術作品のオークション史上最高額を更新する作品が落札されました。

そのお値段は、驚きの6500万1250ポンド(約94億円)。

一体どんな作品なのでしょう。

アルベルト・ジャコメッティ01
ちょうど等身大サイズのこのブロンズ像は、アルベルト・ジャコメッティによる「歩く男」と題された作品で、ロンドンのサザビーズ・オークションで競売に掛けられました。

開始価格は1200万ポンド(約17億円)でした。専門家も最高で1800万ポンド(約25億円)程度で売れると見ていたようですが、10名程が競ることで値段が釣り上がって行き、6分後に5300万ポンド(約74億円)、そして8分後には史上最高額である6500万ポンド(約91億円)で落札されたのです。

芸術作品のオークション史上最高の落札者となった人物は、電話で参加した匿名者でしたが、実際には5800万ポンドが像の購入代金で、6500万ポンドと言うのは手数料すべて込みの金額だそうです。

作者のアルベルト・ジャコメッティ"Alberto Giacometti"(1901-1966)はスイスの芸術家で、痩せこけた寂しい人間像が特徴の作品で知られています。

専門家によると、当作品がそれほどまでに値段が釣り上がった理由は、彼の作品が非常に数少なく、あまりオークションに上がってくる可能性が少ないからではないかと見ているようです。

確かに味わいの深いおもしろみのある作品ではありますが、さすがにこの値段はコレクターの芸術への愛着が伺われます。

ちなみにこれまでのサザビーズの最高記録は、パブロ・ピカソの「パイプを持った少年」。今回それよりわずかに上回りましたが、ピカソの絵は当時の為替で118億円になりました。
(参照:天才画家ピカソのあまり知られていない10の秘密

BBC News - Giacometti sculpture fetches £65m at Sotheby's auction

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