2010年02月07日 23:55

判決
未成年による事件は日本でも問題になっていますが、特に取りざたされやすいのが罰し方の難しさ。

本人にどこまで責任を取らせるべきなのか、更生の余地があるのかなど、新しい事件が起こる度に議論になります。

イタリアの最近の判決で、育てた親にも責任があるとして、両親に罰金刑を言い渡した事件がありました。

育て方が悪いとして45万ユーロ(約5500万円)の慰謝料の支払いを命じられたのは、一人の少女に暴行を繰り返し行った青少年5人の両親。

これが注目すべき判決と言えるのは、すでに離婚して保護者でなくなっている実の親にまで適用されたと言う点です。

未成年保護の名目で詳細は公表されていませんが、少女に与えた影響やその後の心理的なダメージを考慮された判決結果とのことです。

判決文には「被告の青少年たちは普通の家庭に育っているようでありながら、犯した罪の重大さを理解しているようには見えない」と記述されています。また、少女の感情を無視した発言も見られたとの証言内容も判事によって記されています。

これらから、他人がどう思っているか、他の人の感情を思いやるようにきちんと育てられていないと言う結論が下されました。

両親たちの反論として、普段の教育に関する証言も出されたようですが、判事の気持ちを変えるには至らなかったようです。

また、直接の保護者では無い親に対しても、成長過程において子供を監視する義務があるとしています。

賛否両論ありそうですが、子供を持つと言うのはそれくらい責任が付随してくると言うことの象徴かもしれません。

Italian judge fines parents of rapists for failures in upbringing

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