2010年03月05日 08:56

たったチーズ1個で?万引きした男に懲役8年の実刑判決…カリフォルニア州

 

チーズ
アメリカ・カリフォルニア州の食品売り場で、50代の男がチーズ1箱を盗んだ罪で捕まり、懲役8年の実刑という重い判決が下されました。

被害額3.99ドル(約360円)の万引き事件で、なぜこんなに重い量刑となったのでしょうか。

チーズ1箱を盗んだ罪で8年の懲役となったロバート・ファーガソンですが、実は過去35年の間に13回の有罪判決を受け、22年の間服役していたと言う経歴の持ち主でした。

弁護士によると、「双極性障害を持ち、盗みの衝動を抑えるのが難しい状態」であり、精神鑑定の結果、懲役25年のところを8年に減刑されています。

ここで気になるのは、前科があったとは言え、万引きのみで本来であれば懲役25年という厳罰を受けていたということ。

90年代のアメリカでは、カリフォルニア州を始めとするいくつかの州で、「三振法」"Three strikes law"と呼ばれる法律が成立しました。

どんな法律かと言うと、前科が2回以上ある者が3度目の罪を犯すと問答無用で懲役25年もしくは終身刑となる、文字通り三振即アウトで退場すると言う厳しい法律なのです。

再犯率の高いアメリカでは凶悪犯の多くが常習犯ということもあり、この三振法によって治安が著しく改善されました。

しかしながら、社会に脅威を与えないものを刑務所で養い続けるのは税金の無駄との声や、軽微な犯罪でも凶悪犯罪と同様に終身刑になるのは不当だという主張もあり、裁判で違憲判決も出ているため緩和や改正の方向に向かっているようです。

賛否両論ある三振法ですが、近年では著作権問題に応用され、フランスなどの国では違法ダウンロードしたユーザーが3度警告を受けるとインターネットを切断されると言う法案が成立しています。

JASRACが日本でも適用できるか検討段階にあるようなので、もしかすると今後日本でも同様の法律が出来るかもしれません。

Eight years in prison for stealing cheese - Telegraph

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たしか、暫定税率廃止、高速道路無料化というのが民主党の マニュヘストだったような気がする それが、今は無しです その上、高速道路料金は実質値上げ その上に、休日1000円も廃止だそうです。 後残るは子供手当てと高校授業料無料化ですが、まさか ....
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