巷で話題になりまくりの「田中宏和さん」とはいったい?
現在「田中宏和さん」という本が売れ切れ店続出だそうです。
田中宏和さんって誰?と思うかもしれませんが、誰と言われても困るんです。
何しろ14人もいるそうですから…。
もともと一部では話題となっていましたが、何と言っても数日前に載った新聞広告が、ものすごい広告だとして話題を巻き起こしました。
これを見たら確かに何事かと思います、どんな本なのか気になって仕方がありません。
著者の欄が田中宏和で埋め尽くされていますが、実際に14名の同姓同名の田中宏和さん達によって執筆された書籍なのです。
「たちまち重版」とありますが、売れ切れている書店まであるそうで、出版不況とは言えアイデア次第で本は売れるのだなと、一本取られた気分になりました。
自分と同姓同名の人がいないかネットで検索してみた経験を持つ人は多いと思いますが、実際に同名の人が大勢集まって何かを成し遂げるなんて、思いついたって簡単に出来ることではありませんよね。
何でもこの企画、ことの発端は糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」のスタッフである田中宏和さんが、サイト上で毎年年賀状に同姓同名の人がいることを取り上げたところ好評だったそうで、「同姓同名観測所」というコーナーを立ち上げて、全国の田中宏和さんを探し求めてきたそうです。
肝心の内容ですが、同姓同名をいかにして集めたのかや、同姓同名の現象についての研究成果がまとめられているそうです。
本の紹介によると、
- カバーデザインや編集デザインは、渋谷でデザイン会社を経営する田中宏和。
- 撮影や田中宏和.com ホームページとの連動企画は、WEB制作会社を経営する田中宏和。
- 『田中宏和のうた』の作曲は、作曲家の田中宏和。
- AR(拡張現実) の映像製作は、映像作家の田中宏和。
- この他、イラストレーション、インタビュー、プロモーション企画など、すべて14人の田中宏和の協同作業で行われています。
とあり、多種多彩で才能豊かな田中宏和さんがいるようです。
ありふれた名前はつまらないと思われがちですが、同姓同名の男女が結婚した話もあるように、同姓同名が多いから生まれる縁もあるわけですね。
さらには「田中宏和のうた」なるものも作って、映像を公開されています。
ちなみに作詞は田中宏和さん、作曲は田中宏和さんとのことです。
……。
誰が誰なんだか!