サッカーの試合を見に地球の裏側まで…ところが最後の電車が故障して間に合わず
サッカーのサポーターは熱烈なことで知られますが、ひいきのチームの試合を見たいがために、はるばるオーストラリアからイギリスまで駆けつけたファンがいました。
距離にしてざっと1万マイル(約1万6千km)。地球半周が2万kmなので、ほぼ裏側まで達する長大な距離です。
ところが試合会場の目前で電車が故障してしまい、なんと試合を見逃してしまったのです。
ブラックバーン・ローバーズの熱狂的なサポーターであると言うウィル・キーガンさん。
ブラックバーンのホームスタジアムで生観戦するために、南半球のオーストラリア・メルボルンからイギリス・ランカシャー州へと向かいました。
この試合を見るための旅行だったこともあり、きっと人生で最良の日となるだろうと、前日は興奮で2時間しか眠れなかったと言います。
そして地球の裏側までの長い旅も終りにさしかかり、あとは試合会場まで電車に乗るだけというところまでやってきました。
ところが一時間ほど電車に乗ったところで「故障により先に進めない」という緊急の車内放送が入り、肝心の試合には間に合わなかったのです。
8時間後にようやく叔父の住むマンチェスターの家にたどり着いた彼は、そこで試合結果を確認したそうです。
キーガンさんはイギリスで生まれ、小さい頃にオーストラリアに引っ越しましたが、故郷ブラックバーン・ローバーズへのチーム愛は揺るがなかったと語っています。
目前でで試合を見られなかったことは大変気の毒ですが、日本では電車の故障はめったなことでは無いことを思うと、イギリスの交通機関の脆さを感じるニュースでもあります。
正確性や信頼性において日本の交通事情は恵まれていると再確認できる話ですが、都市部の混雑に関しては、もうちょっとどうにかして欲しいところです。
Football fan who flew 10,000 miles from Australia misses game due to broken train
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