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2010年03月22日 19:01

あまりの臨場感に鳥肌が…映画に音楽、ゲーム本来の迫力を全て引き出すホームシアター、オンキヨーBASE-V20HDXを試してみました

 


地デジやブルーレイ、次世代ゲーム機は画質が格段に良くなっている…という事を知っている方は多いと思いますが、実は音質も大幅に良くなっている事をご存じですか?恥ずかしながら、私は先日まで全く知りませんでした。

3月31日にオンキヨー株式会社から発売されるホームシアターシステム、BASE-V20HDXを発売前に試す機会をいただいたのですが、これが今まで聞いていたものは何だったのかと思うほど、衝撃的な体験でした。

誇張抜きで、家族全員が本気で虜になってしまったこのシステム。
映画、音楽、スポーツ、ゲーム好きな方は、一度知ってしまうと戻れなくなってしまう可能性が非常に高いのでご注意下さい。

テレビだけでは表現しきれない、ハイビジョン時代の音

最近では大型液晶テレビの低価格化が進み、昔では考えられなかったような大きなテレビが手ごろな価格で買えるようになり、また地デジやブルーレイディスク、次世代ゲーム機などのハイビジョン映像も普及し、迫力ある映像が手軽に楽しめるようになりました。

しかし残念な事に、音に関してはあまり良くなっていません。スピーカーがいい音を出すためにはある程度の大きさが必要なのですが、近年主流の薄型テレビのスピーカーは充分な奥行きが取れないため、どうしても音質が犠牲になってしまいます。

さらにハイビジョン規格の映像に収録されている音声は、左右のステレオ音声に加え、中央、背後から聞こえる音まで収録された5.1chサラウンドがほぼ当たり前になりつつあります。しかし、せっかく収録されていても、テレビのスピーカーは前に2つあるだけ。これでは、ハイビジョン映像本来の音声を再現するのは非常に困難です。

そこで映画や音楽、スポーツにゲームといったあらゆる音声を忠実に再現するのに必要になってくるのが、ホームシアター用サラウンドシステムなのです。

今回レビューするBASE-V20HDXの特徴


さて、こちらがオンキヨーさんからお借りしたホームシアター向けサラウンドシステム、BASE-V20HDX。基本セットは左右2つのスピーカーと、低音専用のサブウーファー、そしてコントロール部のAVセンターで構成されています。

この機種は、最新規格のHDMI1.4を3入力備えているのも大きな特徴。将来登場する3D映像、現行の全てのオーディオフォーマットにも対応し、殆どの機器にくまなく対応できる余裕の性能を備えています。

ところで基本セットだと前方左右2つのスピーカーしかなく、一見テレビと変わらないのですが、そこはやはりオーディオメーカーの製品、そう単純ではありません。

オンキヨーのシステムは「Theater-Dimensional」という音の伝搬の時差を利用したバーチャルサラウンド技術…わかりやすく言うと、2つのスピーカーでもっと多くのスピーカーがあるかのように聞こえる技術を搭載し、しっかりと臨場感を出せるように作られています。


またオプションでセンタースピーカー(左)、背後に置くサラウンドスピーカー(右)も用意されていて、5.1チャンネル構成に拡張することもできます。今回はこちらも借りることができたので、どの程度違うか比べてみたいと思います。

ずいぶんと簡単になった設置作業

さて、早速設置してみましょう。リビングには液晶テレビREGZA 42Z8000と、ハードディスクレコーダーのVARDIA RD-S600、PS3、パソコンのVAIO-TP1があり、全てHDMI端子がついています。


AVラック脇にウーファーとAVセンター、ソファー後ろとAVラック上にスピーカーを設置し、コンセント、ケーブルを繋ぎます。スピーカーは意外とコンパクトで、あまり場所を取りません。


そして、AVセンター背面にテレビ、パソコン、PS3、ハードディスクレコーダーをを接続。これだけ機器を接続するのにHDMIケーブル4本、光デジタルケーブル1本で済んでしまうなんて…ちょっと前では考えられなかったくらい簡単になっていました。

電源を入れて、付属の調整マイクを座る場所に置き、自動調整を実行。こうすることで、音の反射やスピーカーの距離を計測し、座った場所で最適な音が聞こえるように自動的に調整されるのだとか。技術の進歩は凄いですね…。


最後に、テレビとAVセンターのHDMI連動を全てオンに設定。AVセンターの細かな設定は、設定画面を見ながら確認・変更ができます。

これで設定は完了!ビデオの配線などと比べると若干ややこしいですが、説明書を見ながらやればそれほど難しくはありませんでした。

まずはゲームで遊んでみると…

さて、実際どんな音質なのか、まずはPS3のノリノリなテクノ調の音楽が爽快なレースゲーム、リッジレーサー7で試してみました。

まずはオプションのスピーカーをオフにし、基本構成で聴いてみます。

まず驚いたのがその音質。テクノ特有の電子音が重なり合った複雑なパートをそれぞれ聞き分けられるくらい、クッキリと鮮明に音楽が聞こえてきます。そして、低音のベースのメロディなど、テレビでは聞こえなかった音がしっかりと聞き取れました。

またテレビのスピーカーでは音はいかにも前方から聞こえていましたが、V20HDXでは包み込まれているように後ろからも音が聞こえ、テレビよりももっとそばで音楽が聞こえてきます。後ろにスピーカーはないのに…何とも不思議な感覚です。

次にオプションのスピーカーも全てオンにし、5.1チャンネルで聴いてみると…もはや別世界!音が鳴っている場所が鮮明になり、後ろから迫ってくる車が左右どちらにいるのか、見えなくても音でわかります。

全てが凄すぎて、ただただスゲー、スゲー!!と、感嘆の言葉を連呼しながら、今までと全く違う印象になったゲームに没頭していました…。

いくつかのタイトルを遊びましたが、特にレースやFPSでは敵の位置を音の方向で把握できるようになりました。また「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」の臨場感も素晴らしく、本当にスタジアムの中央で歓声を浴びているかのよう。

この違いをたとえるなら、今まではハイビジョン画質のPS3をアナログテレビに繋いで遊んでいたような…そのくらいの違いを感じました。

もうこの時点で私は激しい物欲に襲われてたのですが、隣で見ていた妻に「どう?欲しくならない?」と聞いてみると、「ゲームしないからいらない!」とそっけない返事。

そこで何なら妻が魅力を感じるか悩んだ末、1枚のBlu-rayディスクを購入してみました。

妻の心をも動かした、鳥肌が立つほどのライブの臨場感

MTV Unplugged ayaka [Blu-ray]購入したのは、妻も私も好きな絢香のライブを収録したBlu-rayディスク「MTV Unplugged ayaka」。

DTS-HD MASTER AUDIO/5.1ch という高音質で収録されており、再生環境が良ければ良いほど、素晴らしい音を楽しめる最高のBDです。

さっそく妻にテレビの前に座ってもらい、再生を開始すると…これが本当に凄い。

ホール全体に響き渡る透き通るような歌声が、反響して全ての方向から耳に飛び込んできます。一瞬にして自分がその場ににいるかのようなリアルな空間に引き込まれ、他のことに殆ど気が行かなくなるほど聞き入ってしまいました。

妻もその臨場感を感じていたようで、ぽつりと「鳥肌が立つわ…」と漏らした後、そのまま釘づけになってしまいました。感想を聞いてみようと話しかけてみると、「今聴いてるんだから黙ってて!!」…ヒイッ!す、すいません!!

一通り満足するまで聴いてもらったあとで、テレビのスピーカーと聴き比べてもらうと、妻はこう言いました。

「凄いことは認める…けど、私まで欲しくなったなんて負けたみたいで悔しいから口が裂けても言わない!!!」

…お、女心って難しいですね…。ふと見ると、おもむろにAmazonでライブのBDを検索し始める妻。既に買う気満々じゃないですか!

結局、晴れて購入することになりました!やったー!!

まるで接続していることを意識させない使い勝手

しかし最初は、こういった設備を置いても家族は難しくて使いこなせないんじゃないかと心配していました。テレビとは別にスイッチを入れたり、ボリュームは別のリモコンで…なんて、余程のオーディオ好きでないとなかなか使う気になれないものです。

ところがHDMIリンク機能をオンにしてみると、なんとテレビと電源が連動する上、テレビのリモコンで音量を変えるとV20HDXの音量が変わるじゃないですか!(※リンク対応テレビの場合:一覧 1/2/3

妻は最初、「リモコンが増えるのはいや!!」と拒絶反応を見せていたのですが、普段通りのテレビの操作で勝手に連動するのを見せると、あまりの簡単さに拍子抜けしたようです。

また、テレビ放送やテレビの外部入力に繋いだ機器の音声も、何の操作もすることなく自動的にAVセンターから再生されます。映画や音楽、スポーツ番組などのサラウンドの番組では当たり前のように全方向から音が聴こえるようになり、今まで知らなかった臨場感が当たり前のように体感できるようになりました。

知ってしまうと戻れなくなるハイビジョン音質

今回のレビューを通して、映像だけが進化していたと思っていたハイビジョンメディアは、実は音声も恐ろしく高音質で立体的であることを思い知らされました。

特にきちんと聴こえる低音、背後から聴こえてくる音の効果は絶大で、今まで見ていたBDやDVD、ゲームが今までと全く違って聴こえたのはとても新鮮。また深夜に小さな音しか出せなくても、しっかりと音の立体感が感じられたのも魅力的でした。

今回はいきなり5.1チャンネルの凄さを知ってしまいましたが、最初に小規模なシステムで安価に揃え、徐々にスピーカーを増やしたりアップグレードして、音質や臨場感が増していくのを実感するのも楽しそう。

特に最近テレビを買い換えた方、これからテレビの購入を検討されている方は、まずはぜひ一度家電量販店などで視聴してみてください。ゲームにも音楽にも、本当にオススメです!

オンキヨー株式会社

製品情報

BASE-V20HDX(B)
今回レビューしたホームシアターパッケージ。
※3月31日発売予定

D-058M(H)
今回レビューしたオプションのサラウンドスピーカー。
※4月24日発売予定

D-058C(H)
今回レビューしたオプションのセンタースピーカー。
※4月24日発売予定

BASE-V30HDX(B)
スピーカーが異なるもう一つ上のグレードのホームシアターパッケージ。
※3月31日発売予定

追記


先日オンキヨー株式会社に訪問し、地下の視聴室で他のシステムも視聴させてもらいました。普及価格帯の機種からハイエンドな機種まで視聴させていただきましたが、どれも本当にいい音でした。

オンキヨーでは、壁にスピーカーを埋め込んだりシアタールームを作るインストール(そんな言葉があるのを初めて知りました)も行っているのだとか。恐ろしくて値段は聞けませんでしたが…。

ただやはりハイエンドクラスになると設備も大がかりになり、場所的にも予算的にもそうそう簡単に設置できるレベルではないなというのが正直な印象で、私の場合は今回試したV20HDXが置きやすくてちょうど良いなと感じました。

こちらはオプションのiPodアダプタ、ND-S1。iPodをリモコンで操作でき、高音質で音楽を楽しめます。背面にはビデオ出力とUSB端子、デジタル出力もあり、ビデオ再生やパソコン接続、充電もばっちり。
iPhoneは非対応との事でしたが、先日お借りして試してみると一応使えていました。

他にも写真をいくつか撮ってきたので、興味のある方は参考にどうぞ。



 
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