地下に隠された秘密基地…スコットランドで40年間秘密にされていた核シェルターの内部の様子
東西冷戦期には、いつ核戦争が勃発してもおかしくない緊張感があり、核シェルターも数多く作られました。
スコットランドでも1950年代から1992年までの40年間、秘密の地下司令基地が配備されました。
その後は役目を終えて一般に開放され、観光客も多く訪れると言う地下シェルターの内部の様子をご覧ください。
場所はスコットランド東部沿岸のファイフ。ゴルフ発祥の地で全英オープンも開かれるセント・アンドリュースのある場所と言えばピンとくる人も多いと思います。
ここが"Secret Bunker"と言う名の、文字通り秘密のシェルター。
牧歌的な外見からはちょっと想像付きませんが、敵国から狙われないよう目立たなくなっているのかもしれません。
各施設のOPEN/CLOSED表示。いかにも秘密基地といった感じでドキドキしますね。
このドアの先には、40年間スコットランドの最高機密だったものがあると説明されています。
こんな風に多層になってるようです。
有事の際は、首都エディンバラから避難してきた要人がここで指揮をとることになっていたとのこと。
映写室も。窓も無い地下生活にはリラックスも必要なのかもしれません。
簡易な椅子しかないので、資料を見るためのものかもしれません。
なんと教会も。長い地下生活を想定した場合は必要なのでしょう。
パソコン通信より以前に使用されていた、テレタイプ端末。
今でこそ核戦争を意識することは少ないですが、実際にこういった設備を見ると、冷戦当時の緊迫した状況が伝わってきます。
こういった秘密の核シェルターは、日本も含め、きっと今も秘密のまま各国にあるのでしょうね。
Scotland’s Best Kept Secret Is Uncovered
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