自宅の屋根を修理してもらっていることを忘れた男、泥棒と勘違いして職人をナイフで刺す…イギリス
もし自宅の屋根に人がいたら、まっさきに泥棒かと疑うと思います。
でもそれは、あくまで予期せぬ見知らぬ他人だった場合のこと。
イギリスで自宅の屋根を修理してもらっているのを忘れ、なんと職人を泥棒だと思ってナイフで刺してしまったという事件がありました。
ノースハンプトンに住むロビン・ヘイスティングス(52)は、屋根の修理をしてもらっていることをすっかり忘れ、職人を泥棒と間違えました。
屋根の修理をしていた職人はヘイスティングスの同居人の弟であるホセ・ミランダさん。
裁判所によると、酔っ払っていたヘイスティングスは、てっきり泥棒だと思い込みキッチンナイフを持ってハシゴを登っていったと言います。
そして、いきなり仕事をしていたホセさんの腕を刺してしまいました。
身を守るためホウキでハシゴを押したと言うホセさん。するとヘイスティングスはハシゴから3メートル下へと落ち、左腕を縫うほどの怪我をしたとのことです。
最初は無罪を主張していたヘイスティングスですが、やがてホセさんを刺したことを認め、1000ポンド(約14万円)の慰謝料を支払うよう言い渡されました。
イギリスではナイフを使った事件の場合のほとんどには禁固刑がつきますが、2年の執行猶予がつき12ヶ月の刑を言い渡された模様です。
泥棒と勘違いした末の行動なので情状酌量の余地があるのでしょうが、酔っ払っていたとは言え、いきなり刺されては修理している方としてはたまったものではありませんね。
酒癖の悪い人はくれぐれも飲みすぎに注意しましょう。
Drunk homeowner 'forgot' his roof was being mended and attacked the workman with a knife
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著者自身が残念な人であると最初に断っているわけですが