「こんなカラフルな木が存在するなんて…」と話題のレインボー・ユーカリ
春の訪れとともに数多くの花が咲き始め、樹木や草花は日を追うごとに彩り豊かになっていきます。
木がカラフルと言う場合、花や葉っぱを連想すると思いますが、なんと木の幹まで派手なものがあると話題を集めていました。
「レインボー・ユーカリ」あるいは「ミンダナオ・ガム」と呼ばれるこの木は、北半球にのみ見られる珍しいユーカリの木です。
その特徴は、高さが70メートルほどもあるだけでなく、なんと言っても幹が黄色・緑・オレンジ・紫など、虹を思わせるカラフルさにあります。
この変った現象は樹皮が違う時期にむけることが原因で、色の違いによって樹皮の年数がわかるそうです。
むけたばかりのものは非常に明るい緑色で、ブルーから紫、そしてオレンジ、マルーンといった具合に、時が経つにつれて色が濃くなっていくのだとか。
これだけ風変わりで美しい木なら、さぞかし公園や森の観賞用となっているのだろう思うかもしれません。
でも実はこのレインボーユーカリ、製紙原料に使用するためだけに植林されているというのだから驚きです。
世界で製紙用に植林されている木は全体の16%ほどで、9%は古くからある自然の森の木などから採り、残りの75%はその2代目、3代目の木から採っているようです。
これらのユーカリの木は、インドネシア、パプア・ニューギニア、フィリピンなどで自然のものを見ることができるとのことです。
なんだかペンキでいたずらしたかのように見えますね。
この木を見て、海外サイトのコメントも盛り上がっていました。一部抜粋してご紹介します。
・気に入った。虹の端の木だな。
・いい写真だ。
・レインボーユーカリ = ゲイのコアラのため?
・幻覚でも起こしたように見える。
・きれい。うちの母が色でも塗ったよう。
・裏庭に欲しい。
・この木はすばらしい!
・ゴージャズな木だけど、大金持ちがこの木で床を作ろうとかして、切り始めたりしないか心配だ。
・樹皮に色がついているので、それほどは使えない。
・この木はオカマだ。だが、それが悪いと言うことではない。
・理由はわからないが写真見て気分は上がった。
・キノコで幻覚を見てこの木が生えてる森の中を走りたい。
ゲイの人はカラフルな色の服を良く着ることから、連想する人も多いみたいです。
(2010/4/16)追記:セクシュアリティの多様性のシンボルとしてレインボーがシンボルになっているそうです。教えてくださった方々、ありがとうございます。
それにしても、まるで絵具で塗ったような木があるものですよね。
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