自宅の車を貸し出すユニークなレンタカーサービスがイギリスで始まる
車を所持するには値段もさることながら、駐車代や維持費など結構な負担となります。
しかしながら土日や行楽時以外はあまり乗れず、稼働率が低いなんて人もいるのではないでしょうか。
そんな車を遊ばせている人のために、ユニークな新しいレンタカー・ビジネスがイギリスでスタートしました。
WhipCarと呼ばれるビジネスで、まだウェブサイトが発表されたばかりのサービス。
車を維持していくのが大変なオーナーを支援することにもなるこのビジネスは、個人所有の車をガレージにとめておくだけでなく、貸してしまおうと言うアイデアだそうです。
車の所有者がサイトに車を登録し、数時間あるいは数週間単位で近隣の人々にレンタルすると言うシステムで、WhipCar側は利益の15%を引いたレンタル料を直接所有者の口座に振り込みます。
ウェブサイトによると登録は無料で、所有者は1時間や1日のレンタルに対する請求価格などを記入しておきます。条件もあり、自動車は8年未満のもので、当然車検や保険、自動車税なども完全な状態でなくてはいけません。
レンタルする利用者は21歳以上、70歳未満のみで、所有者が喫煙者を拒否したり、走行距離の限度を設定することも可能となっています。
現在イギリスでは2900万台の車が所有されており、多くの車が1日に1時間未満しか運転されていないと言う調査結果が出ているようです。
車の維持には年平均で5523ポンド(約80万円)掛かるとのことで、多くの人々にとって車はあまり利用されない高価な資産であると、WhipCarのオーナーは述べています。
現在はロンドンだけで展開されているビジネスのようですが、今後、他の地域への拡大も考えているとのことです。
合理的でエコなビジネスと言えますが、果たして将来、日本でもこういったサービスが出て来るのでしょうか。
WhipCar launches neighbour-to-neighbour rental scheme
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