まさかの空に浮かぶ宿泊施設…その名も「雲の中のホテル」
旅行で快適に過ごせるかどうかは、宿泊先を抜きには語れません。どうせ泊まるなら、少しばかりユニークなところに泊まってみたいものですよね。
なんと「雲の中のホテル」と呼ばれる、ぷかぷかと空に浮かぶホテルが構想中だそうです。
この「雲の中のホテル」は、イギリスを中心に活躍するデザイナーのニック・タルボット氏による革新的な構想で、7月にブリスベーンで行われる国際観光会議で発表される予定となっています。
ダイアモンドを縦にしたような菱形の気球船になっていて、ペントハウスに二重構造の4つの部屋、さらに小さな5つの部屋が組み込まれており、ガラスで出来た床など、見下ろす景色が好きな人にはたまらない宿泊先になると言います。
高さ30m、時速145kmで動き、主に太陽エネルギーと水素が浮力に利用されるとのことです。
これはだいたいロンドンからニューヨークまで37時間くらいかかる速度(飛行機だと通常6〜7時間)とのことで、移動が目的と言うよりは贅沢に遊覧を味わうのが目的のようです。
定員は100名ほどで、外装に傷を負っても安全が確保されたデザインになっています。
まだ構想段階とは言え、近い未来の旅行のあり方として注目もされている空飛ぶホテル。狭い飛行機の席ではなく、景色を楽しみながらゆったり空の食事でも…なんて日が実現するのもそう遠くないのかもしれませんね。
もちろん高所恐怖症の人には不向きなホテルですが…。
Seymourpowell introduces the Aircruise - a clipper in the clouds
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