おじいさんが7年かけて5000ピースの特大ジグソーパズルを完成…したはずが1ピース足りないことに気づく
ライフワークとまで行かなくても、完成に時間のかかることがあります。
特に歳をとると何事にも時間はかかりますが、完成した時の喜びはひとしおです。
5000ピースものジグソーパズルに、7年もの時間を費やして挑戦していたおじいさんがいたのですが、なんと完成間際に1ピース無くなっていることに気づいたというニュースがありました。
正確には7年半もかかったそうですが、ジャック・ハリスさん(86)がこの大型のジグソーパズルに着手したのは2002年のことでした。
クリスマス・プレゼントとして義理の娘からもらったこの大きなパズルを、ジャックさんは翌年の夏までには終わらせるつもりで開始したのです。
ところが1.5メートルはある巨大なジグソーパズルは予想以上に難しく、ダイニングテーブルの上を7年も占拠することになってしまいました。
ようやく最後の1ピースにとりかかったそのとき、彼はこのパズルが4999ピースしかないことに気づき、真ん中に小さな穴が開いてしまうことになったのです。
せっかくのパズルが1つ欠けていることを、非常に残念だと語るのは義理の娘のイブさん。もともと、ジャックさんがパズルを早く仕上げることができると自慢げに話していたことからジョークのつもりで贈ったそうなのですが、訪問するたびに永遠に続く作業のように感じたそうです。
そして最後の1ピースが欠けていると知ったときは、信じられない気持ちになったと言います。
ジャックさんは定年してから、毎年のようにジグソーパズルを贈られていたそうですが、5000ピースのこの作品にはさすがに手こずったとのことです。当初は彼の妻も一緒に手伝っていましたが、彼女は2004年に亡くなってしまい、一人で仕上げることになったようです。
最後の1ピースがいったいどこに消えてしまったかは未だにわからないようですが、家族は間違って捨てられたか、ペットに食べられてしまったかもしれないと述べています。
パズルを製作しているメーカーは同じパズルをもう作っていないそうで、残念ながら最後の1ピースを支給することはできないと伝えているようです。
7年以上も手がけて足りないのは気の毒ではありますが、7年分の思い出が詰まった1ピースの隙間と言えるかもしれませんね。
(2010/5/20)追記:このニュースを知ったメーカーが設計図をもとに最後の1ピースを再製造し、二日後にはジャックさんの元へと届けられたようです。完成に義理の娘さんも大喜びし、ジャックさんも誇りに思っているそうです。よかったですね。
教えてくださったPN:ちょび 様、ありがとうございました。
Man spends over seven years doing 5,000 piece jigsaw puzzle then finds one piece is missing
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