誘拐されそうな妹を8歳の兄が激しい格闘の末に救出

両親にとって、そして小さな子供にとっては誘拐は本当に怖いものです。

アメリカで家族が休暇中に4歳の妹が誘拐されそうになり、それを8歳の兄が犯人と格闘して阻止したというニュースがありました。

ヒーローぶりを発揮したのは、8歳のネイサン・カンズ君。

一家はバカンスでサウスカロライナ州のビーチにやってきたのですが、この日は母親のエリンさんが3人の子供をランチに連れ出していました。

ところがホテルに戻る途中、ネイサンの弟が癇癪を起こしてしまい、さらに4歳の妹ジョシーがビーチに走っていってしまいました。母親のエリンさんは、長男のネイサンにジョシーを追いかけるように伝え、その間に次男をなだめていました。

するとその数秒後、叫ぶネイサンの声が聞こえてきたと言うエリンさん。ビーチでは中年の男に4歳の小さな妹が連れ去られようとしていました。

車に乗せられる妹を目撃したネイサンは、連れて行かせるものかと男に飛びかかります。引っ掻いたり、噛み付いたり、蹴ったりと「妹を連れて行かれないために出来ることは全部やった」と答えるネイサン。

現在目撃者などの証言を元にこの男の行方を追っており、調べに対してネイサンは「自分の爪には犯人のDNAがある」と答え、ネイビー犯罪捜査班と言う番組を見て知識を得ていたのではとみられています。

実際に証拠としてネイサンの爪を現在警察で保存しているようですが、果たしてこのDNAを元に事件の詳細が明るみになるのか気になるところです。

小さな兄の活躍によって誘拐が阻止された、胸をなで下ろすストーリーではありました。

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