忍者学校で訓練を受けた生徒が強盗を一蹴…「さすがニンジャだ」と話題に
オーストラリアで強盗に襲われた男性が、ニンジャたちに助けられたというニュースがありました。それだけ聞くと「コスプレ集団?」と思うかもしれませんが、れっきとした武術として訓練された忍者だそうです。
海外でのニンジャ人気は相当なもので、なりたいと憧れる外国人は少なくなく、さらには日本の武道として空手や柔道のように道場があり、真剣に忍術を習っている人が多いのです。
そんな事情もあって、日本ではなかなか遭遇しないのに海外で大活躍のニンジャが活躍していました。
襲われたのは医学部に通うドイツから来た留学生で、電車の中で3人の男に財布を渡すよう恐喝されました。
留学生はすぐに電車を降りましたが、後を付けてきた3人組みは暗い路地裏に入るやいなや、飛びかかってきたそうです。そして彼の携帯やiPodを取り上げ、蹴りを入れ始めました。
ところがこの男たちは近くの「忍者戦士流」という道場に通う、ネイサン・スミスさんに目撃され、彼は急いで先生と他の生徒に知らせました。
「忍者戦士流」の道場
知らせを聞いた彼らが現場に駆けつけると、忍者の格好を見た犯人たちはさっさと逃げ出したそうです。
その後3人のうちの20歳と16歳の2人は捕まったそうですが、もう一人の容疑者は現在手配中のようです。
事件は無事解決に向かっていますが、「忍者戦士流」の道場があることや、忍者の格好をした男たちが現れることに、日本人としてはかなり不思議な気持ちを覚えます。
というわけで、外国人にはどんな風に認識されているのか、海外サイトのコメントをざっと抜粋してみました。
・宙返りしたり相手を片付けるとかなくてガッカリだ。本当の忍者じゃないんだ。
・本当の忍者だったらウェブサイトに載ってしまうようなことはない。
・このコメント欄には6人の忍者がいる。
・きっと3人は君の背後に立ってる。
・本当の忍者だったら見えなかったはずだし逃げられなかったはずだ。
・この強盗たちは海賊かな。これで忍者との闘いにけりがついた。
・訓練中の忍者だ。
・ちょっとまとめさせてくれ。
強盗たちが被害者から財布を取り上げようとする
被害者は拒否、強盗たちは被害者のあとをつける。
忍者道場の外で強盗たちが被害者に襲いかかりiPodを取り上げる
忍者たちが外に出てくる。
強盗たちが逃げる。
忍者たちが警察に通報。
もしかして忍者の失敗?
・忍者と特定するまでその場にいた。まだ忍者にはなれてないな。
・ヒーローのストーリーは超お気に入りだ。俺だって能力があったら忍者の格好して悪いやつをやっつける。
・現場を見られたらすごいおもしろかったと思う。
・ニンジャGO!
・この忍者たちが忍者スクールから卒業する頃にはこのレポートはもっと違ったものになるだろう。
「襲った2人は死亡。遺体にはひどく深い裂傷があり、ところどころ切断されていた。ドイツの留学生は何も見なかったといっており、風を切る音が2回ほど聞こえると男たちの叫び声が上がったと伝えた」
・忍者の名前がスティーブとかネイサンとかじゃダメだ。
・世界にはもっと忍者が必要だ。
・忍者 > 警察 ビバ忍者!
忍者の人気が伝わってくるコメントが多いです。
忍者道場の存在はかなり新鮮ですが、それだけ愛されているというで、多分素直に喜んでいいのですよね…。
Ninjas rescue student from muggers