庶民なのにロシア皇帝みたいな暮らしぶりのおじいさん
ロシア皇帝はロシア語で「ツァーリ」と呼びますが、ドイツ語のカイザーなどと同様に、 帝政ローマの事実上の創始者であるカエサル(シーザー)を語源としています。
ロシアの普通のおじいさんが、まるでそのツァーリのような暮らしをしてると言うのですが、いったいどういうことなのでしょうか。
あれ、でも何の変哲もない素朴な家ですよね。
こちらが玄関の中。
犬が多いだけで、皇帝とは縁がまったくなさそうですが…。
しかし中に入ったとたんに、宮殿とまではいきませんが豪奢な調度品がずらり。
天井に絵まであります、ロシア宮殿はこんな感じなのでしょうか。
なぜか、おもむろにアコーディオンを弾きだすおじいさん。
それをちゃんと聴いてあげる、お行儀の良い犬たち。
そして、いよいよツァーリの格好に。
じゃーん。
ええ、様になってますとも、おじい…皇帝陛下。
…ただし、長靴と作業ズボンを隠してればね。
調度品は、自前で作ってるものもあるようです。皇帝気分を味わうのに、必ずしもお金は必要無いってことです。
出来あがった額縁を誇らしげに掲げるおじいさん。
ちょっぴりグレードが低い気がするけど、そこはそれ…。
これだけは立派なものがずらりと並んでいます。
名画のレプリカ。今の時代ならプリントアウトするだけで揃えられるので安上がりですよね。
実際にどう見えるかはともかくとして、少なくとも本人は皇帝生活を満喫しているようです。
こんな余生の過ごし方も素敵ではないでしょうか。