Youtubeでやり方を見たから…セスナ機にトラブルも、初めての胴体着陸に成功
さまざまな訓練を積んだ旅客機のパイロットと違い、軽飛行機を操縦するパイロットの場合、トラブルに対する知識・経験が豊富とは限りません。
ドイツ人の医者が、プライベートのセスナ機でフランス・コルシカ島へと飛び立ったのですが、着陸間際になって車輪が出ないトラブルに遭遇しました。
しかし彼は以前「Youtubeで胴体着陸の映像を見た」ことを思い出し、その記憶を頼りに経験の無い胴体着陸を敢行することにしたのです。
ドイツ・デュッセルドルフで医者をしているKlaus Gerechtさんは、休暇を利用して知人2名を乗せたセスナ機を操縦し、フランス・コルシカ島へと飛び立ちました。
ところが目的のコルシカ島の空港に着陸しようとした段階で、胴体から車輪が出てこないトラブルが発覚したのです。
そこは空の上、もちろん誰の助けも借りることはできません。彼は胴体着陸の決心を固めましたが、経験が無いため成功するかは賭けだったと言います。
しかし彼には全く知識が無いわけではありませんでした。
「幸運にも以前に1度だけYoutubeで胴体着陸の映像を見た」と語るGerechtさん。
燃料を空にするため空港の上を1時間ほど周回し、トラブルを聞いた滑走路のスタッフが消火剤を敷くと、エンジンを切って胴体着陸を敢行しました。
機体は揺れたものの着陸に成功、3人は事なきを得ました。
知識が身を助けることは多々ありますが、Youtubeの視聴が命を救うことになるとは、世の中わからないものですね。
Pilot's emergency belly landing after watching manoeuvre on YouTube ONCE
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