どういうこと？出会い系サイトが10組目の離婚を祝う

離婚を祝福しする出会い系サイト
記念日や目標達成を祝うことは、どこの企業やグループでも頻繁に行われていることですが、とある海外の出会い系サイトでは離婚10組目を祝ったそうです。

いったいどういうことなのでしょうか。

出会いを目的としたサイトなのに別れを祝うなんて矛盾していると思うかもしれませんが、通常の出会い系サイトではどれだけ多くのカップルが誕生し、結婚に至ったかを誇って宣伝するのに対して、このForget Dinnerという出会い系サイトでは長続きすカップルはほとんどおらず、まだどのカップルも結婚に至っていないと言います。

このサイトでは、現在長く続いているパートナーがいる人も含めて、会員に面倒くさい会話は全て飛ばしていきなりベッドインするよう促しているそうで、この一晩かぎりの関係という哲学が、サイトを立ち上げた2008年以来10組もの離婚に結び付いているようです。

サイトのスポークスマンは、「不幸な関係を断ち切る決断をする、大勢の人々の助けになったことことを嬉しく思う」、「関係を終わらせることで、次の新しく充足した人生の発見に貢献している」との見解を出しています。

サイトには「ウェディング・フリー・ゾーン」という複雑な関係を望まない前提の付き合い方も用意されており、20万人の会員のうちの15％が既婚者か恋人がいると見積もられています。

最近行われたアンケートでは、「パートナーに浮気がばれて10組が正式に離婚に至った」との回答が得られたようで、変わった祝い方だとはしながらも旧方式の恋愛法が終わりつつある証明だと主張しています。

さすがに離婚を祝うというのは現代的すぎると言いますか、まだまだついていけない人も多いのではと信じたいところです。

Dating website celebrates 10th divorce