サッカー史上に残る10のありえないゴール(動画)
2010年ワールドカップ、日本代表はベスト16で惜しくもパラグアイにPK戦の末敗退しましたが、嬉しさあり悔しさありで日本中を盛り上げてくれた代表に感謝です。
今大会もいろいろなゴールが見られましたが、サッカーの歴史に残る10のありえないゴールの映像がまとめられていたので、ご紹介します。
1. GKの背後に隠れてボールをかっさらってゴール
以前ご紹介したことのある映像ですが、相手の選手が身をかがめてGKの背後に隠れているのが憎いです。これをやられたらGKは夜眠れなくなるでしょうね。
2. 怪我人が出たのでボールを大きく蹴ったら入っちゃった
サッカーでは暗黙の了解として、怪我して倒れて込んでいる選手がいると、外にボールを蹴り出し一度ゲームを止める習慣があります。
オランダリーグの試合。アヤックスの選手が紳士的プレーとして大きく蹴り出したつもりが、なんと見事なループシュートとなって入ってしまったのです。蹴った選手もいかにも気まずそうです。
その後、一切守備をせず相手に1点献上しましたが、場内全員が奇妙な感じに包まれるという不思議空間になってしまいました。
3. ボールボーイがいたずら、それを審判が気づかずゴールと認める
ブラジル・サンパウロ州サッカー協会杯でのこと。シュートが外れてボールボーイが戻すとき、なんとボールをゴールラインの中に蹴り入れてしまいました。するとこれを主審も副審も見ていなかったため、ゴールだと認めてしまったのです。
もちろんゴールにされた方は猛抗議していますが、審判は受け付けずゴールは有効となりました。協会側は審判やチームに罰則は与えたものの、この試合の結果内容を変更することはないと発表したようです。
この点によって0-1から1-1の引き分けに終わり、さらに思わぬ点をもらったチームはこのグループリーグの首位チームだったそうです。
4. 30秒の間に2点入る
こちらの映像も以前ご紹介したことがありますが、GKがPKで点をとって喜んで戻る間に、ポーンと蹴られて取り返されてしまいます。これは審判もひどいですよね。
(2010/7/2)追記:両チームの選手が定位置(自陣)にいれば速やかに再開するのが審判の務めなため、審判に問題があるわけではなく、GKが戻りきる前に自陣に戻ってしまった味方選手に非があるとのことです。教えて下さった方、ありがとうございます。
5. 超ロングシュート
U23代表の韓国‐コートジボアール戦で生まれたゴール。GKが蹴ったボールが高くバウンドし、まさかの直接ゴールが決まっています。
6. ボールを見失ったGKのオウンゴール
ベルギーの試合。ボールがどこに行ったか見失ったGKが、あわててターンしたところ、ものの見事にオウンゴール。ナイスセーブをの後だけに、さらに敵も寄ってきてるのでやむをえない所ではありますが、これはショックですよね。
7. 観客がPKを決める
ロシアの試合。PKに観客が乱入し、代わりにゴールを決めてしまいます。本人ははしゃいでいますが、みんなが白けてしまうとても残念な行為と言えます。
8. 紳士すぎるディフェンダー
DFがペナルティエリア内でファールを犯してしまいPKになるかと思われたのですが、審判が見逃したため試合は続行。
ところがDFはファールにならなかったことを悪いと思ったのか、相手にボールを渡してしまい、とても奇妙なゴールが生まれました。
9. ストイコビッチ監督のダイレクトボレーシュート
名古屋グランパスのストイコビッチ監督。
昨年10月の横浜マリノス戦で、怪我人が出たためGKがボールを外に蹴り出したところ、ベンチから走り出てきたストイコビッチ監督がそのままダイレクトボレー、そのままゴールへ吸い込まれるという、前代未聞のスーパープレイが誕生しました。
ピクシーのニックネームを持つ監督だけあって、現役時代は華麗なプレイを見せてくれたものですが、このパフォーマンスはさすがの一言ですね。ちなみにこの行為で退場になっています。
10. マラドーナ・神の手ゴール
ありえないゴールというと、やはりこの人は外せないようです。もはや説明するまでもありませんが、イングランド戦で見せたこの神の手ゴールと5人抜きと並ぶ20世紀の伝説ゴールですね。
以上10のありえないゴールでしたが、いかがだったでしょうか。
(2010/7/3)追記:GKだった南雄太 選手の伝説のオウンゴールが入ってないとのご指摘をいただきましたので追記しました。
特別編. GKがボールを投げたら手に引っかかってオウンゴール
信じられないと言えばこれ以上信じられないプレーもなかなかないと思われます。元柏レイソルGKの南選手がボールを投げたら指先に引っかかって後ろのゴールへコロコロ…。誰もが目を疑う状況に呆然としていますが、もちろん本人が一番絶望したことでしょう。
野球で言うとピッチャーが投球したら指に引っかかって、後ろのセカンドに投げちゃったというところでしょうか。ボーク。
ちなみに南選手は、ワールドユースで日本が準優勝したときの正GKで、将来を期待されたトッププレイヤーでした。時々集中力を欠くという評価もあってA代表のGKになることはできませんでしたが、さすがにこの珍プレーは集中力の問題を超越している気がします。
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