「インターネットで何してる?」という図に海外で反響
もうインターネットは生活の一部と言う人が多くなってきました。
まだまだアナログな人々だっていますが、ネットなしではもう生活はできない人や、生活が成り立たないライフラインだと言う人であふれてきています。
その便利で手放せないインターネットを「ではどんな必要性があって使っているのか」とピラミッド図にしたものが話題となっていたのでご紹介します。
ピラミッドの下に行くほど人数が増えていくという仕組みになっています。
インターネットの必要性
- 生産性 ― 他のすべてのニーズが満たされたとき、ようやくユーザーは生産的になれることがあります。
- 知識の検索 ― 役に立たぬ事実の調査、有名人のゴシップの入手、診断サイトを利用することによって、利口になったような気になるニーズ。
- 失敗 ― 他人の愚かさを見ることによって自尊心を築くニーズ。
- ポルノ ― 自己愛を高めたり、愛されているような気になるニーズ。
- ソーシャル・ネットワーク ― 友人、知人、ランダムに一度会っただけの人々とつながっているような気になるニーズ。
- 猫 ― インターネット利用者がネコのおもしろい画像を何よりも必要としている。
(2010/7/17)追記:読者の方より以下の解説を頂きました、ありがとうございます!
・このピラミッドはマズローという心理学者が唱えた欲求階層説のパロディです。ピラミッドが示しているのは、下の層ほどあてはまる人数が多いということではなく、下の層の欲求が満たされなければその一段上の層に欲求の対象を移せないことを意味しています。つまり、猫をネットで見て満足してからでなくてはソーシャルネットワークに移れず、ミクシィやTwitterを済ませてからでないとポルノを見ず…ということで、肝心の生産性ある仕事はいつも一番後回しになるというわけです。
当たらずとも遠からず。下に行くほど多いということですが、似た構図になったという人も多いのではないでしょうか。
猫の圧倒的な多さを見て、ギクっとなった人も多いに違いありません。
生産性を求めてインターネットが発展したと思われるものの、ピラミッド図では一番少ない頂点に位置しています。ネットで生産的なことをする難しさを物語っていますね。
この図に対しての、海外サイトのコメントも抜粋してみました。
・図が鮮やかなので支持しようと思ったが、ポルノが一番下じゃないなんてダメな図だ。
・これは驚くほど正確である。
・掲示板のものはポルノが一番下にあるべきと思っている
・ポルノ、もうポルノだけ。
・この図は「失敗」のカテゴリー行きだな。
・オレは生産的な段階へ行ったことがない。必須条件のポルノめ。
・自分の場合は…
1. ポルノ。
2. 手当たりしたいネット巡回……まだ仕事する準備が出来ていない。
3. 調べ物…Wikipediaで迷子になりつつ、さらに5000ページほど情報のブラックホールへと落ちていく。
4. ネコ写真。
5. ニュース…とりあえず何かおかしなことがないかチェック。
6. 掲示板…更新650回 あるいは仕事しない罪悪感がないときに更新。
7. ウェブ・コミック…どうせ仕事が出来てないなら、笑いに行こう。
8. Youtube…ケーブルテレビが必要って誰が言ったんだ?
9. もっとポルノ…ちょっとで終わるわけがない。
10. 実際の仕事…インターネットでぶらぶらしてずっと避けてきた仕事。ここで今日中に仕上げるのは無理と悟る。疲れたのでまた明日。
・グラフの作り方をみんな知らないのか。どうして生産性の三角形がそんな分厚いんだ。ネコより広いかもしれないなんて。
・悪くないリストだ。だがだれもゲームについて言及していない。僕にはそれが一番だ。生産性は必要というよりは要求だ。
・ポルノよりソーシャルネットワークのほうが愛に関係がある。
・オレはこの肉類の元素記号表が好きだ。
・僕は最後の2つを省いて、ポルノを軸にする。
・ネコ?そうなのか?みんなまだネコをそんなに気にするのか?もう卒業したかと思っていたよ。
・逆さまだろう、一番大事なものは一番上に来ないと。
いろんな意見があるものの、やはりインターネットに大きな生産性があるという声はありませんでした。
インターネットでそこを目指すのは茨の道のようです。もちろん立ちはだかるのは…ネコに…ポルノに…。
Maslow's Hierarchy of Internet Needs (IMAGE)
メディアファクトリー
売り上げランキング: 34
とても楽しめる本
楽しくて知的
非常に読みやすく、キャラクターにも感情移入しやすい
知らない日本語