19世紀のウィーンに建てられた古いガスタンクがオシャレな住宅・商業施設に大改築
19世紀の終わり、オーストリアのウィーンに、欧州で最も古いといわれるレンガ造りの巨大なガスタンク4棟が建てられました。
100年を過ぎた現在は天然ガス転換に伴いガスタンクとしての使命を終え、2001年に集合住宅や商業施設などを含む複合施設へと生まれ変わったそうです。
音楽の都に溶け込んだ、古典様式と近代様式の合わさった建物をご覧ください。
4つのガスタンクの着工から完成は、いまから110年以上前の1896〜1899年。
4つ並んでいるところ。2つ目の建物だけ近代的な高層棟が付属しています。
歴史を感じるレンガ造り。本来ガスタンクには必要ないかもしれませんが、音楽の都ウィーンの外観を損ねることなく調和しています。
中央が空洞になった内部の集合住宅。全部で600を超える部屋があるそうです。
ひとつの大きさは直径65m、高さ72mほど。迫力がありますね。
ショッピングモールや催事ホールなどの商業施設も兼ねているだけあって、中は未来的。
歴史ある建物をできるだけ保持したまま、現在の利用可能な施設に変貌させたアイデアと手腕は見事という他ありませんね。
家を借りたくなったら
posted with amazlet at 10.07.25
長谷川 高
WAVE出版
売り上げランキング: 10215
WAVE出版
売り上げランキング: 10215
おすすめ度の平均:
知識0でも分かりやすかった家を借りる前に必読!
こんなこと書いていいの?
家を借りるときの基礎的な知識が身に付きます
理想の部屋探し