偽パトカーを作って女性ドライバーを叱責していた男、警察にバレて逮捕
女性の権利については欧米は進んでいる方ですが、こと運転の話になると女性は苦手というステレオタイプな見方をされることも多く、ジョークなどのネタにされがちです。
そんな女性ドライバーを叱責しようと、わざわざ偽パトカーを作って道路で叱っていた男が捕まったそうです。
ロバート・コノリー24歳は何千ポンド(数十万円)も費やして、自分の古いコルサを改造し、覆面パトカーそっくりに仕上げました。ブルーのフラッシュライト付きのサイレンや内装のコントロールパネルまで装備したのです。
とは言え、さすがに本職の警官の目は騙せなかったようで、わざわざ女性ドライバーを止めて警告しているところに本物の警察が通りかかり、そのまま捕まってしまったようです。
コノリーは警察のふりをしていたことを認め、100時間の社会奉仕活動を命じられており、さらにサイレンとライトを没収された上で85ポンド(約1.2万円)の罰金が課されました。
裁判所によると、コノリーは赤いボルボの女性ドライバーに苛立ったので止めたと主張しているようです。
逮捕した警官ロス・クリーバー氏は、まずコノリーに救急医療者かを尋ね、次に警察かどうかを尋ねると、どちらも違うと答えたことから逮捕したとのことです。ただし車は警察の覆面パトカーと全く同じ装備だったと述べていることから、知識とスキルが高かったことがうかがえます。
彼はこの愚かな行動に反省しているようですが、あくまで悪意はなく、目に余る女性の運転を注意したかっただけと説明しています。
運転マナーに対する熱意が行き過ぎた結果なのかもしれませんが、なかなか人の情熱というのは建設的な方を向いてくれるとは限らないようです。
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