あまりに地名が長すぎるため、Googleの正しい提示が微妙に感じるとき
生活に欠かせない検索エンジンとしてGoogleを利用している人は多いと思います。
そして検索キーワードの文字の入力ミスをした場合、Google側から正しいと思われるキーワード候補が提示されます。
「もしかして:○○?」といった風に。
アメリカのとある湖の検索で、スペルミスをGoogleに訂正されて正しく提示されているものが、話題を呼んでいました。
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ぱっと見ると、どのつづりが間違っているのか全くわかりません。むしろ少々の間違いは許して欲しいとさえ思う、長ったらしいこのお名前。
これはアメリカ合衆国のマサチューセッツ州ウェブスターにある
「チャーゴグガゴグマンチャウグガゴグチャウバナガンガマウグ」
"Chargoggagoggmanchauggagoggchaubunagungamaugg"
という湖の名称。といっても、これはインディアンの一部族であるニプマク族の言葉で、公式名はチャウバナガンガマウグ湖 "Lake Chaubunagungamaug"と言い、発音のできない住民たちの多くはシンプルにウェブスター湖 "Webster Lake"と呼んでいるそうです。
アルファベットを45文字も使われているこの名前はアメリカで最も長い地名で、世界でも6番目に長い地名なのだそうです。長ければいいというわけではありませんが、スペルミスの訂正を提示してくれるGoogleにはくすっとなってしまいますね。
これを見て、海外サイトではいろいろとコメントがあがっていました。
・真面目に、そんな長いスペルの地名が存在するのか。
・いいね。その湖に行ったことがある。父親が自分と妹に言い方を教えてくれて、意味が確か…「私はこっちで釣る、あなたはあっちで釣る、誰も真ん中では釣りはしない」みたいな意味のネイティブアメリカンだった。(実際は地元紙の編集者が冗談交じりに示したものが有名になってしまった嘘の翻訳:参照)
・googleは皮肉ってるのか?
・ときどき正しいつづりの単語を打ったのに違う結果を提示されることがある。それをクリックしてしまうと最初に何を検索したかったか探すはめになる。
・おお、googleったら…!
・ちゃんとChargoggagoggmanchauggagoggchaubunagungamaugg! だとみんな知ってるってば。
・湖の近所で育ったけど、いい湖だよ。入り口に名前が書いてあるんだ。
・こういうのは火山だけに付けられる名前だと思っていた。
・発音の仕方がここにある。
・ネイティブ・アメリカンは溺れるときの音を言葉にしたのか。
・「chargo」とタイプするだけでよい、残りはGoogleが探してきてくれる。
・最初の子どもにつける名前が決まった。
ちゃんと名前があるくらいですから当然発音のしかたもあるわけですが、さすがにこれは舌を噛みそうな名前です。
Wikipediaによると、この湖にある看板にさえスペルミスがあったそうです。写真を見てもどこが間違っているのかわかりませんが…。
結局ニックネームで短く呼ばれるのでしょうが、実際にこんなにだらだらと長い名前がついたこと自体に驚いてしまいますね。
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