賛否両論の声…障害者の娼婦代まで支払われているイギリスの社会福祉
社会福祉が充実していることで知られるイギリスですが、経済低迷中とは言え、障害者やシングルマザーへの生活費や失業手当等だけではなく、さまざまな社会保障の費用が賄われています。
なんと地域によっては、障害者のために娼婦に支払う費用まで支払われていることがわかり、物議をかもしています。
さすがにイギリス全土でというわけではありませんが、地方によってはデートサイトの会員費用、運転の教習費用といったものまで出ているとのことです。
さらにリゾート地への休暇、ラップ・ダンス・クラブ、売春宿への訪問までが許可されていることがわかり、批判の声も上がっています。
許可される内容は自治体ごとに違うものの、法の範囲内で障害者のニーズを考慮した上での判断だとして、性的なサービスも容認されているようです。
実際に精神障害を持つ人が、チュニジアへの旅行、デートサイトの会員費、運転免許教習にかかる費用などが降りているのです。
障害者のための性的権利団体の見解では、ほとんどの市町村では性的な権利を得るための費用は許容されていないという見方をしており、ただし121の地方行政のうち97%は特にどうするかというポリシーは定めていないとのことです。
新聞社も各地方自治体に取材したようですが、多くのところでは過去にそういう事例があったか把握できていないようです。
ケース・バイ・ケースで支援したり、あるいは全く考えていない地域もあり、幅広い福祉のありかたに、各方面から意見が噴出しています。
障害者に必要な社会福祉、基本的な生活はどこまで含まれるのかというのは難しいところですが、さすがに娼婦のための費用となるとかなり一歩踏み込んだ福祉の仕方と言えるかもしれません。
Councils pay for prostitutes for the disabled - Telegraph
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