門限を破った16歳少女への罰は…なんと顔写真付きの新聞広告
ティーンエイジャーともなれば、家庭などでいろいろと問題が出てくる年齢ではあります。
遊びたい盛りの彼らですが、未成年を庇護する立場の親としては家庭のルールを守らせたいわけで、なにかと衝突しがちです。
さて、アメリカで16歳の少女が門限を破ってしまいました。そのことに怒った両親は彼女に罰を与えるのですが、なんと地元の新聞に顔写真入りで彼女の広告を出したのです。
16歳のカースティン・ローシュさんは門限破りを親に見つかったことで、当然罰を受けることはわかっていましたが、まさか地域の新聞に顔写真入りで自分が載っているとは思いもよりませんでした。
新聞には「無料のベビーシッターをします」と書かれた広告が出されており、そのことを知らなかったカースティンさんはとても恥ずかしかったと伝えています。
両親は家庭の基本的ルールを破ったことで、彼女に30時間無料奉仕のベビーシッターをさせることに決め、広告を出したと言います。
彼女は普段、ルールをそんなに破るタイプではないようですが、数週間ほど前に家族が寝静まってから友達グループを呼び、それが見つかってしまったようです。
広告には「お出かけなどに無料のベビーシッターはいりませんか」というようにまるでカースティンさん自身が書いたかのように書かれています。
継母のウェンディさんによると、もともと罰として計画していた30時間の福祉活動の代わりだそうで、父親が考えたアイデアとのことです。
危険のないように、ベビーシッターをリクエストする人々をフィルターにかけて候補者を選び、現在までに30時間のうちの半分は終えたようです。
ベビーシッターそのものは乳幼児よりも6〜10歳の子が多かったことから、それほどいやではなかったとカースティンさんは伝えています。
近所に住む家族などはいいアイデアだとコメントをしていましたが、たった一度の門限破りでも深刻な問題として捉えるのは、家庭のルールは守るべきといった考え方が根底にあるからではないでしょうか。
もっとも16歳にして大人びたルックスの娘を持つ親としては、心配でならないのかもしれません。
日本でも門限を破らない子はたくさんいると思いますが、どんな罰を与えられているのでしょうね。
Parents take out free baby-sitting ad in paper for teen's punishment
日本経済新聞社
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