気になる高収入な職業はどれ?アメリカの年収ランキング・トップ10
職業を選ぶとき、仕事のやりがい、楽しさ、適正などいろいろ条件はあると思いますが、やはり給料の高さは魅力的です。
国によって職種別の年収は結構違うものですが、アメリカではいったいどんな職業の年収が高いのか、トップ10をご紹介します。
10位 保険ブローカー
年収平均額: 114000ドル(約963万円)
年収最高額: 273000ドル(約2306万円)
アメリカでは特に大きな賠償責任を伴う石油、建設、医薬品産業などで、コミッションと呼ばれる仲介料が契約料の10〜15%にも及ぶため、大きな利益になっているようです。一定の条件を満たす代理人は大型契約に結びつきやすく、それが仲介料を大きくしています。
9位 弁護士・法律家
年収平均額: 115000ドル(約971万円)
年収最高額: 262000ドル(約2213万円)
弁護士の収入が多いのは日本も一緒ですが、アメリカは弁護士の数が多いため、全員の年収が高いというわけではありません。
検事や国選弁護士などは割と薄給のようです。ただし大企業に勤める弁護士などは初任給でも年収10万ドル(約844万円)を超える場合があります。現在は時給の引き下げや大幅な人員カットなどが議論されている状況ですが、企業が何百万ドルもの案件を扱うことが多いため、年収を引き上げる結果となっています。
8位 ソフトウェア設計者 "Software Architect"
年収平均額: 117000ドル(約988万円)
年収最高額: 166000ドル(約1402万円)
7位 財務・経理責任者
年収平均額: 121000ドル(約1022万円)
年収最高額: 214000ドル(約1807万円)
会社財政の責任という重責を担うことを考慮すれば、彼らの給料は見合ったものと言えるでしょう。ほとんどの大企業では公認会計士、経営学修士を持つ者などを雇用しており、ビジネスに対する洞察力や正確に先を見越した予算を組むことなどが要求されます。
6位 保険計理人
年収平均額: 129000ドル(約1089万円)
年収最高額: 257000ドル(約2171万円)
製品の価格決定や現金確保でミスを出してしまうと、簡単に会社が傾いてしまうことから、保険計理人には高い年俸を支払う価値があります。大学課程を終えた後も、一人前の保険計理人になるにはさらに10年ほど要します。
5位 営業責任者
年収平均額: 140000ドル(約1182万円)
年収最高額: 239000ドル(約2019万円)
セールスディレクターと呼ばれる彼らの年収が高いのは、売り上げに最も貢献するからです。営業は企業の要となり、その営業の責任者は生産的なチームを作るための採用、助言、管理などをします。
4位 看護麻酔士
年収平均額: 157000ドル(約1326万円)
年収最高額: 214000ドル(約1807万円)
麻酔医と同様に看護麻酔士の給与が高いのはミスが許されないからです。1980年には麻酔による死は1万人に2人だったのが、現在では20万人に1人にまで減っているのも、彼らの質が高くなってきていると言えそうです。
3位 精神科医
年収平均額: 177000ドル(約1495万円)
年収最高額: 279000ドル(約2357万円)
2位 内科医・産科医・婦人科医
年収平均額: 222000ドル(約1875万円)
年収最高額: 338000ドル(約2855万円)
産婦人科医の給料は医療過誤のための高い保険料を考えてのことで、常にリスクを伴う手術が行われているということが理由です。
1位 麻酔医
年収平均額: 292000ドル(約2466万円)
年収最高額: 408000ドル(約3446万円)
麻酔医になるまでの12年という長い研修期間や、常に生死を分ける緊張した現場のストレスなども給料を高くしている理由の一つです。手術中の患者の命の安全を見守るという重要な役割からすると、納得の金額かもしれません。
医師や法律関係が上位を占めています。
あくまでアメリカのトップ10なので、日本では変わってくるとは思いますが、だいたいにおいて高い専門知識を要する仕事は給料が高いことがわかります。
現在の円高の進んだレート(1ドル=84〜85円)での換算なので、円で見て実感する数字よりも高収入と考えてよいかもしれませんね。
ちなみにソース元には他に、良い職業という項目もあったのですが、その上位となっていたものは必ずしも高収入なものだけではありませんでした。
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