あまりに肥満になってしまったオランウータン、ついにダイエットを敢行
先進国では肥満が大きな社会問題となっていますが、動物にまで波及しているようです。
イギリスでもっとも肥満とされるオランウータンが、ついにダイエットすることになりました。
つい最近、モンキー・ワールド・エイプ救助センターに、アフリカから送られてきたメスのオランウータンがいます。
現在イギリスで最も肥満のオランウータンで、その巨体はなんと100kgに達すると言うのです。
これは野生にいる普通のオランウータンの倍の体重にあたり、彼女をなんとかダイエットさせて、普通の恋愛をさせてあげようと計画しているそうです。
専門家によると、このオランウータンは南アフリカで13年の間ペットとして飼われており、ほとんど動かないような生活をしていたことが肥満の原因になったとのことです。
ヨハネスブルグからイギリスへ輸送されてくる際も、不健康な状態であることから簡単ではありませんでした。出来るだけストレスがかからないよう最善の注意が払われ、特別な木枠も用意されたそうです。
ただし木枠に入らせるための麻酔薬などがなかったために、輸送前に遊んだり仲良くしたりする必要がありました。
現在は母親に捨てられたオランウータンの孤児を保護するセンターにおり、減量に成功すれば他のオランウータンのグループに戻されるようです。
さて、問題のダイエットの方法ですが、運動と共に食事は野菜や果物などの健康的なものに変えるとのことです。
絶滅の危機である動物だけに扱いも大変のようですが、オランウータンが肥満になることや、健康のためにダイエットすると聞くと、現代人の悩みとなんら変わらりませんね。
Britain's fattest orangutan put on strict diet after reaching double natural body weight
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