火事で酸欠になった巨大な亀、酸素マスクで元気回復
オーストリアの動物園で火事があり、爬虫類がいる建物の屋根から火が出たことから、多くの爬虫類たちが煙に巻かれてしまいました。
中でも足の遅い亀は煙を多く吸い込んでしまったらしく、そこで応急処置として酸素マスクを吸わせることにしたそうです。
酸素マスクを着用する亀。
この大きな亀はケヅメリクガメと呼ばれ、4匹が煙を吸い込んで危険な状態になっていましたが、駆けつけた消防士たちと動物園の職員の機転で人間用のマスクを取り付けました。
亀たちは体重140ポンド(約64kg)もあるほどの巨体ですが、人間用のマスクでも亀に問題なく利用出来たそうで、全員が回復に向かっているそうです。
ケヅメリクガメの主な生息地はサハラ砂漠で、穴を掘って強い日差しから隠れて生活をしているそうです。80歳まで生きると言われており、かなり大きくなります。
まるで竜宮城でも連れて行ってくれそうな大きさですが、人間のマスクを当てられている姿は、なんだかかわいらしく見えますね。
Tortoises breathe easy after fire drama
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