飛行機史上、他に類を見ないソ連の珍機「ベリエフVVA14」のうち捨てられた機体写真
冷戦時代のソビエト連邦は、数々の特異な航空機や船を作り出しました。
過去にも「エクラノプラン」や「カリーニン7」などをご紹介してきましたが、珍機中の珍機とも言われるのが1970年代に開発された試作機「ベリエフVVA14」。
大型の水陸両用垂直離着陸機であるVVA14の、廃棄されて野ざらしになった写真をご覧ください。
写真のものはなくなっていますが、元々はこのように大きな両翼が付いています。
全長25.97m、最大離陸重量52トン、最大速度760km/h、上昇限度10,000m。
この巨体でありながら、12基のリフトエンジンを備え、上昇発進できるそうです。
何の予備知識もなしにこれに遭遇したら、宇宙船と勘違いしそう…。
水陸両用で乗員は3名だそうですが、見れば見るほど飛ぶのが不思議に感じます。
というわけで、実際に飛んでいた当時の映像がこちら。
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