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2010年09月21日 13:31

飛行機史上、他に類を見ないソ連の珍機「ベリエフVVA14」のうち捨てられた機体写真

 

ベリエフVVA14-00
冷戦時代のソビエト連邦は、数々の特異な航空機や船を作り出しました。

過去にも「エクラノプラン」「カリーニン7」などをご紹介してきましたが、珍機中の珍機とも言われるのが1970年代に開発された試作機「ベリエフVVA14」。

大型の水陸両用垂直離着陸機であるVVA14の、廃棄されて野ざらしになった写真をご覧ください。

ベリエフVVA14-01
斜めから見た写真。これが飛ぶなんてにわかに信じがたい風貌。

ベリエフVVA14-13
写真のものはなくなっていますが、元々はこのように大きな両翼が付いています。

全長25.97m、最大離陸重量52トン、最大速度760km/h、上昇限度10,000m。

ベリエフVVA14-02
後ろから見たところ。

ベリエフVVA14-03
破損した後部。

ベリエフVVA14-04
ベリエフ社はロシアの飛行艇メーカー。

ベリエフVVA14-05
この巨体でありながら、12基のリフトエンジンを備え、上昇発進できるそうです。

ベリエフVVA14-06
何の予備知識もなしにこれに遭遇したら、宇宙船と勘違いしそう…。

ベリエフVVA14-07
さび付いたワイヤー。

ベリエフVVA14-10
下からみたところ。

ベリエフVVA14-09
隣にも打ち捨てられたままの飛行機が。

ベリエフVVA14-11
パンクした車輪。

ベリエフVVA14-12
水陸両用で乗員は3名だそうですが、見れば見るほど飛ぶのが不思議に感じます。

というわけで、実際に飛んでいた当時の映像がこちら。

A Weird Soviet Plane VVA-14

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