紛失したラグビーボールを見つけ続けること180個、ついにクラブの永久会員になった犬
球技でボールが紛失することは日常茶飯事ですが、ボールが高価だと、おいそれと新しいものを買い足すわけにもいきません。
イギリスでラグビーボールが大好きな犬が、いつも紛失したボールを探してくれることから、クラブチームから感謝の証として永久会員にしてもらったそうです。
ベスと名づけられた8歳のボクサー犬はすでに180個以上のボールを見つけており、クラブに相当な貢献をしてきました。
ベスはクラブの近くで飼われており、垣根で囲われたラグビー場から失われたボールを回収してくるのだそうです。
飼い主のブライアンさんとスーさんは、初めてベスがボールを持って帰ってきたときは驚いたと言い、見つけたボールにベスは興奮していたとのことです。
2人はボールを家に持ち帰り、洗ってからクラブに返しましたが、ベスは自分が遊ばせてもらえなかったことにがっかりした様子だったと言います。
しかしながらその後もボールを見つけ続け、ついにはラグビーファンである飼い主2人と共に、永久会員をもらうことになりました。
ボール1個が20ポンド(約2600円)とすると、すでに3000ポンド(約40万円)以上の貢献をしていることになります。
クラブでバーベキューを催すときにはベス用のウォーターボウルが用意され、ホットドッグやハンバーガーなどをもらっているとのことです。
ラグビーのピッチのまわりは9メートルほどの垣根に囲まれているため、ボールがすぐ無くなってしまうので、クラブの責任者であるハリー・ウィルキンソン氏はベスに感謝していると語っています。
こんなに役に立つマスコット犬がいるなんて他のクラブチームもうらやむに違いないでしょうが、ボール・ボーイならぬボール・ドッグが永久会員になるというのも面白い話ですね。
Dog given rugby club membership after recovering lost balls
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