2010年10月20日 10:25

英紙「日本という国を過小評価していないか」アメリカも中国も到底かなわないと取り上げ話題に

 

英紙の見る日本
イギリス・ガーディアン紙が「日本という国をたいそう間違って認識していないか」という記事をとりあげ、海外掲示板で盛り上がりを見せています。

並べられていた事実というのが…

「失業率5%、給与の格差最小、全員に医療保険、平均寿命最高、新生児死亡率最低、高い学力レベル、犯罪率・投獄率・殺人・精神病・麻薬乱用率すべて低い国がある。アメリカも中国も全く届いていない」

いったい経済とは?と問題を投げかけている記事です。

バブル崩壊後の1990年代の日本経済はデフレ時代とも言え、消費が減り、景気低迷をうたわれていると報道され、経済学者もそう伝えているものの、実は数字で見ると失業率はその頃でさえたった3%だと驚きの声をあげています。

コラムニストはこう疑問を投げかけています。

「ノーベル賞受賞の経済学者までが日本の経済がどれほど落ち込んでいるかという書き方をしていたからで、数値で見るといったい経済学者というのは、どういう状態なら経済的にすばらしいと見るのか、いったい経済とは何なのか」

そして、「比較的経済が安定している日本やドイツからアメリカは学ぶべきことはないのか」と言った内容で結ばれています。

このガーディアン紙の記事に関して、海外掲示板では様々な意見が交わされていたので、一部抜粋してご紹介します。

・そうだが、日本にはどれほど超リッチな人々がいる?それが大事なんだ。

・そんなごまかしは信じないぞ。日本だって問題はあるんだ。ただ公表しないのが得意なんだ。

・自殺率は?きっとノルウェーが勝っているさ。

・ノルウェー?フィンランドだろ?

・ここ(国の自殺率順リスト - Wikipedia)によると、日本は世界の自殺率第5位で10万人あたり24.4人だ。そんないい国なら、なんでみんな自殺するんだ。

・その質問に対してかなりの調査や研究がなされているよ。いろいろ検索して読むといい。

・自殺の理由に失業や社会の圧力が書かれていた……。

・もしかして自殺するから失業率が低いのか。

・少子化問題や、精神病の彼らの定義も見るべきだ。日本は得意な分野も多いが我々と同じように問題も多い。

・ここ(List of sovereign states by public debt - Wikipedia)によると政府の借金がジンバブエに続いて第2位…。

・それは本当だが貸してるのは日本の投資家だ。

・それからすごい同民族ばかりの国だ。

・外国人嫌いが集まった社会がいいのか、それが理由で分けられた社会がいいのかという問題になってるのか?

・日本はいろんな意味で驚きの国さ。ハイテクに医療保険に教育のレベルにね。僕が日本に行って特に忘れられなかったのは、ショックを受けるほど人々が親切なことだった。日本語は片言しか話せなくて、道に迷って人に尋ねるとベストを尽くして助けてくれた。特にすごかったのはバスのターミナルまでの道を説明できない男性が、たどり着くまでの10分の道のりを一緒に歩いてくれた。そんなことアメリカであるかい?それも知らない人のために?日本から1つや2つは学ぶことはある。多分経済もね。

・皮肉を言うつもりはないが、僕も3ヶ月日本で観光ビザで過ごした。君と同じ理由で日本が大好きになった。そのあと3年日本で働いたら、日本が大嫌いになった。8年前のことだがそれ以来日本に行ってない。日本には2つの面がある。

・伝統的な日本の会社で働いただろ。オレも最近まで働いていたからわかる。とにかく嫌だった。

・この8〜10年で相当変わったよ、もう一度訪ねるといいよ。日本を嫌う・好くという段階でいうとそれはまだステージ2だ。ステージ1は観光で行って、みんなが親切で大好き。ステージ2は日本で働く経験をして日本の腹黒い部分が見えて日本人社会の裏面を知るんだ。

・記事に書かれているのは真実だ。住んでるけどかなりすごい。それはみんながまともな給料をもらっていて、どんな職業も尊いと思われてることだ。電車の掃除夫さえきちんとした給料をもらっている。
 理由のひとつには企業のトップがそこまで強欲ではないからじゃないか。みんながまっとうな金銭感覚を持っていて、何億円のボーナスをもらうことが最悪だと思っているからじゃないか。富はかなり公平に分配されているので中流クラスが大きく安定している。この中流クラスが犯罪を減らしているので、誰もハンドバッグをひったくって逃げようとか誰かの財布のためにナイフを出したりしない。もちろん日本社会も問題だらけだが、このことに関しては自分は日本のシステムを賞賛する。

・日本にいる間に不思議に思ったのは、みんな自分の仕事にプライドを持っているってことだった。それもどんな仕事にでも。ここフィンランドでは日本のように最低な仕事にでも良い給料を与えるけれど、人々は良い仕事だとは思っていない。むしろ恥じている。お金の問題じゃなく文化でもあるかなと思う。どんな仕事でも尊敬されているということがね。

・驚くのはここで問題になっている強欲の問題がないことだ。

・日本人にも欲はあるさ、ただ体面のほうが大きいだけさ。

その国ごとの長所・短所は必ずあるものですが、外からはこう見えるのかと、日本でで暮らしていると気づきにくい指摘もあり、なかなか興味深い議論が続いていました。

日本が多くの問題を抱えていることは身を持って実感していると思いますが、良いところ、恵まれているところがあるということも、他国との比較からもっと認識しておいてもいいのではないでしょうか。

In all these it beats both the US and China by a mile!

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