白血病の子どもが描いた絵を売って治療費に…瞬く間に売り切れる
医療崩壊が叫ばれるアメリカでは、医療保険に入ることの出来ない人がたくさんいます。
適用できても例外があり、すぐに治療費の対象から外れてまともな治療が受けられなくなるケースも少なくありません。
そんな中、海外掲示板に
「また、アメリカの医療保険危機…5歳の少年が白血病の治療費をなんとかカバーしたいとオンラインで絵を売っている」という投稿がありました。
その投稿には、絵を売買するサイトのリンクが貼られていました。
Please allow 6 to 8 weeks for shipping by AidansMonsters on Etsy
リンク先には「アイダンのモンスターたち」という5歳のアイダン君が描いた絵がたくさん売られています。
1枚12ドル(約千円)で、全て売れたとしても治療費の足しになるかなという程度の金額。
彼の白血病との闘いは、別のブログで一緒に紹介されています。
この少年の絵に対し、海外掲示板のコメントがにぎわっていたので、一部をご紹介します。
・この投稿がトップに躍り出るように望む。
・さて、この絵をすっげぇ量買おうぜ。オレは「叫び」"Scream"というタイトルのを買った。
・経済的な助けだけじゃなく、みんなが絵を買いたがったということは小さい子にはクールなことだと取れるんじゃないかと思った。
・私は「ステガサウラス」"Stegasourus"の所有者ってことが自慢だわ。
・先を越された。オレは「怖い男」"Scary Guy"にしよう。
・オレは今「パープルモンスター」を買った。
・オレは「レッドモンスター」。
・私もステガサウラスにした。
・僕は「フランケンシュタイン」の絵を買った。
・ああ、売り切れちゃった。
・彼の「怖いピエロ」"Scary Clown"という絵は本当に怖い。
・確認をしたが全て正しい足の数が揃っていた。
・オレは今、全く金がない。金曜日が給料日なので余ったら参加する。その頃までにはこのストーリーが本物かわかっていることだろう。
・私もステガサウラスにしたわ。
・これがリアルなら買うよ。
・オレは怖いピエロを買ったぞ。掲示板で何が出来るか見せようぜ。
・この話しで泣いた理由が2つある。1)5歳の子が病気のためにかかる治療費を家族が払えない国に住んでいるということ。2)そういう子に手を差し伸べる掲示板コミュニティにいるということ。
・アイダン、もっと制作しなくちゃいけないよ。それに絵の値段をもっと上げよう。
・このサイトで買ったものが3つある。5歳の子による絵だ。
小さなかわいいホラー・アーチストの絵を、彼の治療費を助けるためにぽんぽんと買っているアメリカの掲示板。
こういった話は多いのに、どのストーリーが出てきても似た様な対応がされています。
寄付文化が進んでいるという事も大きいのでしょうが、どこか心の余裕というものが感じられます。
阪急コミュニケーションズ
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