2010年10月22日 12:13

「悪い警官の話ばかりを見るので、良い警官がいる話を書きたかった…」という人気を集めていたエピソード

 

警察官
ある小さなエピソードが、海外サイトで紹介されていました。

僕のバックグラウンドを話すと、平日は毎日駅まで3キロ歩くため、朝5時35分に家を出ます。雨の日も晴れの日も雪の日もです。いつも外は暗くて普段は懐中電灯を持って音楽を聞きながら歩いています。

話を面白くしたいかのように、その朝の天気は大雨で時速24キロの風も吹いていました。1キロほど歩くとかなり濡れたけど、小さなダウンタウンに向かって進みました。
 すると後ろから車が近づいて来るのがヘッドライトの光でわかりました。道から少しそれたかと思うと僕の真横に警察の車がアイドリングしていました。中にいる婦人警官が助手席側のウィンドウを下げて、僕に駅に向かっているのか尋ねてきました。僕がYESと答えると彼女は乗って行かないかと申し出てくれたのです。
 駅まで7分ほどのドライブの間に楽しく会話が出来、本来よりもだいぶ濡れずに駅まで行くことができました。
普段警察の悪い話が掲示板ではよく取り沙汰されていますが、良い警官だっているという話も書きたかったのと、土砂降りの中を歩く男に気の毒に思ってくれたその警官に感謝を述べたかったのでここに書きます。
 あのひどい土砂降りの中、駅まで送ってくださって、ありがとうございます。


…こんなシンプルで他愛もない感謝の文章が、海外掲示板の話題を独占していました。

コメントの一部を抜粋してご紹介します。

・きっと彼女は別の日も君を見ているんじゃないかな。悲しいことに君を送ったと知れたら、それが正しいことでもトラブルの元だ。良い警官バンザイ。けっこういると思う。

・僕も車が道路で壊れたときに世話になったことがある。そういうときに人を助けてはいけないなんて聞いたことはないが、規則としてあるのか?

・どんな規律が警察にあるか知らないが、そういう土砂降りで道路も暗く、自動車が見にくい状況なら、7分乗せてあげるだけで事故を防いだと言えるんじゃないのか。

・きっと彼女は報告にも「危険な状況において」と書いたに違いない。

・外が吹き荒れる吹雪の日に叔母の家でのんびりしていたら、急にパトカーがやってきて、いとこが後部座席から下りてきた。みんなで「ああ、また何をやらかしたんだ!」と思ったら、みすぼらしいジャケットを着て45分も歩いている貧相な男を拾ってきてくれただけだった。

・こういうのでいつも悩むんだけど、自分は町外れに住んでいて車であちこちに行く。イギリスのひどい天候の中(雨、ひょう、雪、風、みぞれなど)を歩いている人をそこら中で見る。車を停めて乗せて行ってあげるべきなのか、それともそんなことしたら精神異常の殺人者と疑われるのか?人に親切にして逮捕されたくないからね。乗せて行ってあげるべきなのだろうか?

・イギリスとカナダの両方に住んだがイギリスのひどい天候も文句言うほどじゃない。ここで問題は君は連続殺人者に見えるのか?と言うのが大事なポイントだ。嘘をつかない友人に聞いてみるとよい。君は空港でいつも厳重にチェックを受けるタイプなのかどうか。もし親切なタイプに見えるなら人々を怖がらせないだろう。そうやってオレは連続殺人が出来たということだ。

・え?君はDexter(TVドラマに登場する殺人鬼)なの?

・去年仕事の面接帰りに金がなかったので、バスに乗れず駅から歩いていた。雨が降ってきてスーツを着ていたが、あと2キロもあって惨めなところに親切な紳士が送ってくれると申し出てくれて、とても感謝した。2度目に別の人に乗せてもらったときも親切な人の申し出だった。今の世相では人を怖がってなくちゃいけないことを思うと断られても気にしないけれど、親切の申し出をやめなくてもいいと思う。

・え?警官が君にテーザーを当てて、君の家に侵入してきて、君の飼い犬を撃ち殺したっていう部分はないの?

・駅に着いたときに周りに人がいたなら、車を降りるときにこう言うべきだった。「おまわりさんすみませんでした。もうこの街では二度としません」

・数年前の話だが、当時の彼女は家から60キロも離れたところで仕事をしていて、夜11時のバスで帰るためにバス停で待っていた。なぜかバスは来ず、待っている間に警察が通りかかった。その後45分待ってもバスは来なかったが警察が戻ってきて心配して尋ねてくれた。バスが遅れていることを知ると彼女を近くの警察署まで連れていき、なぜバスが来ないのかを調べてくれた。するとバスの時刻表が変更になっており、彼女が持っていたのは古い時刻表だった。そして警察が親切に1時間の道のりを送ってくれた。

・ある日ガソリンスタンドから2キロほど離れたところでガス欠になってしまった。幸運にも下り坂だったので13歳の妹を運転席に座らせてハンドル操作してもらい、僕は後ろから押した。ハイウェイ・パトロールの警官が停まってくれ、ガス欠なのか聞いてきた。すると車に乗るように言われ、彼の車で後ろから押してくれた。ちなみにみんなが心配しなくても車は1984年製の古いものだったので警察がひどいことをしていたわけじゃない。

・「悪い警官の話ばかりを見るので、良い警官がいる話を書きたかった…」という件について…
 良い警官はきちんと安全に着陸してくれる飛行機みたいなもんだ。ニュースにならないんだ。警官が横暴で腐敗していたらニュースになるんだ。

・ある時どこかの店で小さな男の子が壊れたスケートボードを持って歩いているのを見た。多分8歳か9歳くらいだったと思う。そのときの私は18歳でタトゥーもピアスもしていない超かわいい女の子だった。その少年に「スケートボードが壊れているようだけど、家まで送っていこうか?それとも携帯を貸してあげるからお母さんに電話して迎えに来てもらう?」と尋ねたら、今まで子供がそんな速く走るのを見たこともないくらい速く逃げて行った。「知らない人は危険!!!」未成年を襲う殺人者の気分だった。

・「知らない人がこれをしたらおかしい、大人に言うのよ」というような教え方はどうかと思う。たいてい知っている人にやられることが多いし、知らない人が全員レイプや誘拐し始めたら無政府状態と言うだろう。

・オレが自分の子供に言うことは、自分の直感を信じろ。

・子供の直感なんて、「キャンディがすごく欲しい」だろ。

・そんな素晴らしいストーリーってわけじゃないが……
 16歳のときケタミン(幻覚剤)を所持していてニュージャージーの少年課に補導された。話を簡潔にすると、親父は息子を警察に突き出すか妻が家を出て行くかのどちらかを選ばなくちゃいけない状況だった。
 そのときの担当警官は僕を後ろ部屋に座らせ「これは何だ?」と尋ねた。そのときワルそのものだったオレは「ケタミンだよ」と言った。すると「それは何なんだ?」とさらに聞いてきた。答えに詰まったオレに、「どんな白い粉でも、麻薬密売人の言うことを信じる前に、何なのかを知らなくちゃいけない」と言った。そこから僕たちは長い長い会話をした。弱い麻薬の次には強い麻薬があり、その強い麻薬でさえも単なるスタンダードな麻薬であることなど、彼はオレを子供扱いせず大人として話をしてくれた。長い会話は2時間にも及び、それは合法かつ刺激的な大人の会話だった。長い会話のあとで彼は部屋から去り、戻ってきたらこのケタミン(未だに試したことはない)は偽物だということがわかったので、僕はぼったくられているだけで警察は起訴できないと僕を解放してくれた。その晩家に帰って家に貯めこんでいた麻薬を全部捨てた。 親父が警察に呼び出されたときに、警官が「息子さんを逮捕して欲しいですか?それとも更生させたいですか?」と聞かれ、父親は「刑務所に入って欲しくない、更生してください」と言うやり取りがあったらしい。
 そして2時間の理論を使って16歳が麻薬をあきらめるのを手助けし、今でもオレはこの警官には借りがある。心から気にかけてくれただけでなく、こんな風に扱って欲しかったという扱いをしてくれたと信じていて、彼の言う事はきちんと聞いた。軍に6年従事したのも何か返したいというのが理由なんだ。

不祥事ばかりがニュースになることの多い警察の良いストーリー。たまにはいいのかもしれませんね。

today, without provocation or warning I was picked up off a public street by the police.

君は一流の刑事になれ
久保正行
東京法令出版
売り上げランキング: 45308
おすすめ度の平均: 5.0
5 専門誌「捜査研究」の連載が単行本化。関係方面の人は必ず読むべき良書。
5 これぞ刑事魂。すべてのプロ必読
5 現実は小説よりも難しい。
5 よかった!
5 警察小説好きにオススメ!

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見 TB
 
コメント欄を表示する(0)
この記事へのトラックバック
あんてなサイトにブックマークされました。
トラックバックURL
最新記事
記事検索

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースを、毎日厳選して配信しているバラエティニュースサイトです。