うっかり海外でやってしまうと人生が終わりかねない12の罪
法律は守らなければいけません。守らなければそれ相当の罰も待っています。
しかしながら、よその国の法律ともなると、それほど詳細に知らないことが多く、悪気はなくとも違法行為だったということもあります。
海外でこの行為をして捕まると、かなりまずいことになる12の罪をご紹介します。
1.タイで王室を傷つける
タイでは君主制をとても重んじています。王室の名誉を少しでも損なうようなことがあれば、相応の高いツケを払わされます。
国外追放されている57歳のスイス人のオリバー・ジュファーさんは、ちょっと酔っ払ってしまったときに、現国王ラーマ9世の肖像画を汚してしまい、タイ裁判所から不敬罪として懲役10年の判決(最高75年)が下されました。その後ラーマ9世自身によって減刑されたそうです。
2.ドバイでいちゃいちゃ
厳密に言えばドバイの観光地で手をつなぐことも違法になります。2008年にはビーチでキスをしたイギリス人カップルが逮捕されて問題になりましたが、男女が本能のまま行動すると思わぬ文化の壁が立ちはだかることになります。3.ブータンで喫煙
この小さなヒマラヤの国にタバコを持って入るだけでも100%の税金が課されます。公共で喫煙をするとさらに225ドル(約1.8万円)を支払うことになり、もしタバコを売っているところを捕まるとブータンの刑務所に入る可能性があります。
4.シンガポールで落書き
シンガポールは町を汚すことへの罪が重く、落書きだけでなく、ゴミのポイ捨て、交通規則違反、トイレの流し忘れなども違法となります。18歳のアメリカ人マイケル・フェイが落書きをしたときも同様で、彼は罰金、刑務所、そしてムチ打ち4回の刑が科されました。
5.イランでロマンス
イランの法律ではムスリム以外の男性がムスリムの女性と関係を持つことを違法としています。めったにないものの、欧米人でその類の逮捕者が出ているようです。当然捕まるとイランの刑務所で数年を過ごすことになります。
6.エルサルバドルで武器を所持
中米の国エルサルバドルで銃犯罪を規制するために出来た法律のようですが、銃の所持に対するライセンスに関して非常に厳しく取り締まっているようです。旅行者でこれに違反して拘束されている者がおり、これを破ると刑務所も必須です。
7.インドネシアで麻薬
インドネシアでなくとも麻薬の密輸を行うことはかなり愚かな行動ではありますが、インドネシアは世界でも特に麻薬の取り締まり方の厳しい国です。出身国を問わず、銃殺による死刑が科されます。
8.インドで牛を殺す
ヒンズー教の世界で牛を崇めるというのは誤解のあるコンセプトのようですが、実際に死なせてしまうことはインドのいくつかの州で違法となっており、憲法にも牛の保護が盛り込まれています。牛を殺めてしまうと重い罰金と最高5年の禁固刑が待っています。
9.スーダンでクマのぬいぐるみに「ムハンマド」と名付けること
教師のジリアン・ギボンズさんは痛い方法でこのことを知ることとなりました。彼女はクラスのマスコット的ぬいぐるみの名前をスーダンの生徒に選ばせたのですが、「ムハンマド」という名前が選出されたことにより、彼女は刑務所に入ることになりました。裁判では40回のムチ打ちはなんとかまぬがれたものの、緊張した中、釈放されるまで8日間拘留されました。
参照:テディベアに名前を付けた英国人女教師が逮捕、鞭打ち40回の恐れも
10.トルコで古美術品の売買
自国に持ち帰るためのトルコのお土産を見つけたとします。それがもし「アンティーク」のカテゴリーに入ろうものなら、そしてそのための正式な書類を持っていないとなると、刑務所行きのために出国が遅れることになります。
11.サウジアラビアで酒の摂取
サウジアラビアでは公式にアルコールの消費が違法となっています。ただし場所によって外国人がそのルールを曲げることを容認されていますが、ムチ打ちの公開処刑を避けたければ、あるいはアル中を治したいなら、一切触れないのがいいでしょう。
12.アメリカで不法侵入
当然ながらどこの国であろうと他人の家への不法侵入はいけないことです。不法侵入に対する罰は大抵の国にありますが、アメリカの場合は各家庭の5割に銃があるため、警察が来るより前に自分の命の命運が決してしまうことが多いのです。
いつ何時、見知らぬ国へ行くことがあるかもしれませんが、知っているだけでトラブルは避けられるかもしれません。
12 Things You Don’t Want to Be Caught Doing in Foreign Lands
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こんな簡単な文、気にもとめていなかった
確かに役立つが
使えます。瞬間英作文と同じです。