街中に隠されたUSBメモリを使って、オフラインでファイル共有するプロジェクト
いつでも気軽にオンライン上でデータの受け渡しができる便利な時代になりました。
そんな時代だからなのか、ニューヨークの各地にUSBメモリを埋め込んで、オフラインの匿名ファイル共有をするプロジェクトが登場しています。
時代に逆行しているのか、それとも新しい形なのか、一風変わったファイル共有の風景をご覧ください。
"Dead Drops"と言うこのプロジェクトは、街の各地に埋め込まれたUSBメモリを利用した、オフラインによる匿名かつP2Pの公衆ファイル共有ネットワーク。
一見すると、ごくありふれた街の景色。
こっそり壁に埋めまれたUSBメモリにノートPCを挿してファイル共有。ファイルにはプロジェクトの説明が書かれたテキストファイルも含まれているそうです。
こうしてデータのやり取り。
USBメモリはニューヨークの各地に埋め込まれ、こちらの橋の下にもあるようです。
ノートを挿してファイル共有。野ざらしですがどの程度風雨に耐えられるのでしょうか。
どんなファイルが共有されているのかドキドキしそうですが、匿名利用を考えるとリスクもありそうです。
こんなところにUSBメモリが。ちょっとしたスパイ気分が味わえるかも?
ニューヨーク在住のアーティスト Aram Barthollさんの発案ということで、実用よりもアート色の強いプロジェクトと言えそうです。
でもオンラインでは当たり前のことが、オフラインになるだけで刺激的になるのが不思議ですよね。
今後どんなファイルが共有されていくのか興味が尽きませんが、オリエンテーリング的なことやイベント利用など、より面白いアイデアも生まれてくるかもしれません。
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