2010年12月07日 09:22

セックス・ストライキをしよう…野党の政治家が票獲得のために支援者に訴える

 

セックス・ストライキ
賃金を上げるためや政治的な要望を受け入れてもらうために、ストライキや抗議デモといった手段をとることがあります。

ストライキにも全国規模で行われるゼネラル・ストライキ(ゼネスト)や、飲食を断つハンガー・ストライキ(ハンスト)など、いろいろな形態があるようです。

アフリカ東部の国ウガンダの選挙で、野党の政治家が支援者たちにセックス・ストライキをするよう促しているというニュースがありました。

効果のほどは謎ですが、野党を支援する男性たちに、彼らの妻が与党に票を入れないと約束するまでは性交渉を行わないセックス・ストライキをするよう促しています。

来年2月の大統領選に備えてのことだそうですが、野党を支援している男達の妻たちの多くが与党に投票しているとの分析から、支持する政党を変えるまでは夫婦の営みを拒否しようと呼びかけているとのことです。

まれな試みでもありますが、アフリカ諸国を含め、このセックス・ストライキは歴史上何度も使われたことがあります。

しかし通常は女性グループが男性グループに対して行ってきたもので、昨年ケニアでは何千人もの女性たちが政治キャンペーンのためにストライキとして、夫との性交渉を拒否しました。この時は内戦を止める助けになったとみられています。

ちなみにセックス・ストライキの歴史は古く、最も古い文献は古代ギリシャのアリストパネスが綴った「女の平和」(紀元前411年)。都市国家アテネとスパルタの覇権争いからギリシャ全土を巻き込んだペロポネソス戦争に嫌気をさしたアテナの女性たちが神殿に立てこもって性交渉を拒否し、ついに平和をもたらすという内容。

今回ウガンダでは、これを男性側からするようですが、男性側が拒否することでウガンダの女性たちにどう影響が出るかは興味深いところです。

逆に夫たちが耐え切れずに与党に鞍替えしてしまう……なんてことにならなければ良いのですが。

Ugandan politician urges men to sex strike for votes

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