まるでホテルのような宣伝をした刑務所サイトが登場
年末に向けて飲む機会が増えるのは日本だけではありません。
クリスマス休暇が近づくにつれ欧米でも酔っ払いの数がぐっと増え、特に都市部ではトラブルに繋がるケースも少なくありません。
そこでイギリスのマンチェスター警察は、酔っ払いたちに釘を刺す目的で「飲みすぎてトラブルを起こせば刑務所のホテルがお待ちしております」といった内容のウェブサイトを作ったそうです。
警告ともジョークとも見えるこのサイトのホテル名は「ホリデイイン」……ではなく、"Drunken Disorderly Inn"「手に負えない酔っ払いイン」となっており、まるでホテルのようなウェブサイトの作りになっているのです。
部屋の説明も宿泊客に向けたものとなっており、
「きれい拭かれたマットレスを使用することができる」
「重厚な壁」
「最先端技術のCCTV付き」
と言った特典サービス(?)が掲載されています。
かつ、サイト上で部屋の様子を映し出した動画や写真を見ることも出来、実際に拘留されるときの臨場感や現実味を帯びた詳細がわかるような作りになっています。
他にも「宿泊客は青いライトのついたリムジンに乗り、そして所持品はすべて安全に預けることが可能、特に常連宿泊客である泥棒、強盗たちに盗られることがない」といった面白い説明がなされています。
クリスマスをお酒とともに祝う人が多いなか、飲み過ぎて暴れたり公共物を破壊するなど反社会的な問題が引き起こされていることから、そのような行為をしたら躊躇せず宿泊(?)して頂くといった警告の仕方をしているのです。
一風変わったこの手法の効果はさておき、衆目の注意を惹くという点に関してはすでに成功してると言えそうですね。
年末年始の飲みすぎには注意しましょう。
Drunks offered police cell 'hotel'
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