妻ショック!22年も連れ添った夫が誰なのか知らなかった
夫や妻のことをどれだけわかっていますか。長年夫婦をしていても相手の全てを知っているとは限りません。
イギリスで結婚して22年になる夫の偽名が発覚して逮捕されるまで、妻がまったく知らなかったというニュースがありました。
逮捕された夫は、マーク・アキントーラという別人の名を騙っていました。
今年になって入国管理局から連絡があり、夫が逮捕されるまで何も知らなかった妻との間には、もう17歳になる娘までいます。
20年以上夫婦をしていても、自分が本当は誰であるのかを妻にさえ話さなかったそうです。
イギリス人である本物のアキントーラさんは1979年にアメリカに引っ越しており、自分の名が他人に使われていることは一切知らなかったと言います。
今年の9月になってから夫がパスポートの申請を行い、当局が経歴などを再確認したことで、彼の長い偽名生活にピリオドが打たれることになりました。
男は逮捕されてからも自分はアキントーラだと主張していましたが、やがて詐称を認めたことで2年の刑が言い渡されています。
調べによると1988年からその偽名を使ってイギリスに滞在していたようですが、素姓を断固として明かさないそうです。
男が裁判所から刑務所に向かう際、妻は立ち上がり「娘にはあなたが誰かを知る権利がある」と叫び裁判所から退席を言い渡されたとのことです。
公判の時点でも男が自分の素姓を明らかにしないことから、裁判長は「マーク・アキントーラという名は偽であることは確認しているが、その名の下に刑を言い渡す」との判決を下しました。
家宅捜査によって偽のイギリスとナイジェリアのパスポートや運転免許証が発見されたことから、男はナイジェリア出身ではないかとみられており、刑期を終えるとともに出国させられるようです。
被告の弁護士によると警察に厄介になるようなトラブルは過去に一度も起こしておらず、真面目に働いて家族もいることを弁護理由にしていたようですが、妻や娘にとって20年以上も一緒に生活してきた家族が誰なのかわからずじまいなだけに、根が深そうな問題ではあります。
詐称してイギリス人になすましたことはともかくとして、最愛の妻や娘にさえ素性を明かせない理由とはいったいなんだったのでしょうか。
Who are you? Plea to husband of 22 years
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