2011年の新年をくすっと笑いたい人のためのジョーク
明けましておめでとうございます。
2010年はどうだったでしょうか。いろんな人がいると思いますが、せっかくの新年ですから気持ちを新たに迎えたいところです。
笑う門には福来ると言いますから、毎年恒例となってきたジョークで元旦を飾らせていただきます。
シンデレラは王子様と幸せに暮らし、70歳になりました。すでに王子は亡くなり、ギズモという名の飼い猫をかたわらに置いて、椅子に座りながら満足げに、ゆっくりと世界が進むのを眺めていました。
ある晴れた午後、どこからともなく、かつてシンデレラに魔法をかけてくれた魔法使いのおばあさんが現れました。
驚いたシンデレラは時間がこんなに経った今、どうして再び現れたのか尋ねてみました。
するとおばあさんはこう言いました。「あなたはとても良い行いをしながら生活してきたので、さらに3つのお願いを叶えてあげることにしたのです。何か願いはあるかしら?」
シンデレラはとても驚きましたが、とても歓喜し、お願い事を深く考えました。まず1つ目の願いはとびきりの裕福さをお願いしました。すると瞬く間にシンデレラの座っていた椅子が金の塊となりました。
シンデレラは驚いてお礼を言うと、おばあさんは「じゃあ2つ目の願いは?」と尋ねてきました。
シンデレラは自分の衰えた弱々しい体を見て、もういちど若返り、美を手にいれたいと伝えました。するとすぐにその願いは聞き入れられ、シンデレラは急に軽くなった気がしたかと思うと、昔のように大変美しい彼女に戻っていました。
魔法使いのおばあさんが、あとひとつだけ願いが残っていると促すと、彼女は部屋の隅で震えているギズモを見て、「私の猫をとても美しい、ハンサムな青年にしてください」と頼みました。
すると魔法の力でギズモはシンデレラが願った通りの、颯爽とした美青年に生まれ変わったのです。
魔法使いのおばあさんは、「これですべて整ったわ、シンデレラ。新しい人生を楽しんでね」と、それだけ言い残すと、まぶしい青い光を発して消えて行きました。
しばらくシンデレラとギズモは、まるで夢でも見ているかのように見つめ合っていました。
ギズモは立派なその腕でシンデレラを抱き寄せ、彼女の耳元にこうささやきました。
「オレの生殖機能をなくしたことを、今後悔してるだろう?」
教訓:猫は大事にしましょう。
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