なんと英語の授業にロボットの教師が導入される
ロボットの進化は目覚ましいものがありますが、先生を務めるロボットが韓国の学校で導入されているとのことです。
現在30体のロボットが英語教師として起用され、ロボット産業を発展させるのが目的のようです。
白い卵のような形の"Engkey"と呼ばれるこのロボットは、韓国科学技術研究院の試験的なプロジェクトとして起用されているようです。
テレビのようなディスプレイパネルがついたこのロボットは、現在21の小学校ですでに授業を始めており、生徒に話しかけながら教室中を周ったり、教科書を読むことなどが出来るそうです。
音楽に合わせて頭や腕を動かして踊ることも出来るそうです。
ロボットのモニターには白人女性の顔が映し出されていますが、実際はフィリピンにいる英語教師が教室を見たり聞いたりしながらリモート操作しているといい、フィリピンの先生の表情を読み取ってモニターの表情を替えているそうです。
フィリピンの教育された経験ある教師たちの方がはるかに自国の教師より安上がりで、なおかつ子供たちもより興味を示しているということです。大人の生徒にもロボット相手だと緊張せずに話せると言う人もいるようで、スタートはまずまずのようです。
誰も行きたがらないへんぴな田舎などに送ることもできる利点もあり、まだまだテスト段階ではありますが、ロボットがさらにアップグレードされ、使い方も簡単になればフルタイムでの雇用も期待されているようです。
ロボットというよりはロボット経由で外国人の起用という感じでもありますが、賃金を抑えられたり、他国にいる外国語の先生を活用できるというのは、英語よりマイナーな語学や教科の方が活躍の場があるかもしれませんね。
ロボット大国である日本でも、より洗練されたロボットの登場を期待したいところです。
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