こうなってたのか…映画でよく見るあのロゴの撮影風景が話題に
上記のロゴはMGMスタジオ(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)と言う、映画やテレビ番組の配給会社による有名なものです。
レオ・ザ・ライオンと呼ばれ、映画の始まる前にライオンが凄まじく吠える映像と言えば、ご存知の方も多いと思います。
1924年当時のこのロゴの撮影風景がインパクトがあると、海外サイトで大きな話題を呼んでいました。
このロゴは時代ごとに何度か変わり、そのたびに撮影しなおされてきたそうですが、大まかなデザインは変わっておらず毎回ライオンが吠えるという図案になっています。
それにしてもこの撮影の姿を見るにこんなに近かったんだ…、と感心してしまいますね。
ほんの1メートルほどの至近距離で撮っていたのだと思うと、凄みのある吠え方にも納得がいきます。
この撮影風景に海外掲示板のコメントも盛況でした、抜粋してご紹介します。
・もうちょっと長いレンズを使えば、もう少し離れられると思うんだが?
・こんな真横で撮影しているとは夢にも思わなかったよ。
・このライオンはアイルランドのダブリン動物園で生まれたんだ。(と、ダブリンに行ったとき、しつこく聞かされた)
・この吠えぶりは本当にすごくて、実際に何十億の人間が見ていると思うんだが、この撮影クルーたちは自分たちが創りだしたアイコンの規模をよくわかってなかったと思う。
・そのライオンは6頭使われたライオンの1頭だったが、最初のライオンはたった12年しか使われなかった。
・動画もあった。
・子どもの頃このMGMのロゴが大好きで、どんな風にしているのかと思ったがこんなドアップで撮影しているとは思ってなかったよ。かっこいい撮影だ。
・全く賛成だ。マイクがたった30cmの距離というのもクレイジーだ。マイクも1920年代のカーボン・コンデンサ・マイクなのかな。
・はっきりは分からないが、これはWestern Electricモデル387のダブルボタンカーボンマイクだと思う。当時でも大型のもので、1925年のケロッグモデル501の可能性も高い。
コンデンサマイクも当時存在していたが、アンプと電源を要したのでラジオキャビネットのミニチュアのようだった。ダブル・ボタン・カーボン・マイクは当時良い音を出して、ボリュームも大きかった。アンプが高い時代だったので重宝されたのだ。
・1920年代の録音システムになんで君はそう詳しいんだ?
・いったいライオンには何を言って理解させていたんだろう。ライオンは「アクション」って言われてもわからないだろう。
・たとえこの大きなライオンが落ち着いていて慣れていると言ったって、かなり危険だろ。動物は何をするか予測はつかない。いい子にしているかと思えば食事を与えたとたんに気が触れたようになるときもある。かつライオンはかなり力が強い。攻撃されたら拳を猛獣の口に突っ込むのが一番の防御になるだろう。そうすりゃおとなしくさせることができるはずだ。間違っているかい?
・ちょっと怒ったライオンを探してくる。
・とりあえず一般のネコと似た感じだってのはわかった。
・これはスラッツというライオンで、無音のもので1932年までは吠えさせなかったと思う。
・でも写真にはマイクがあるじゃん。
・どのライオンも同じに見える。
・トムとジェリーのバージョンでトムをライオンにしているのが好きだ。
・どうやって吠えさせてるんだ?
・カメラとライオンの間にマイクがあるよね?
現在と違う昔の撮影風景やライオンのコントロール方法など、いろいろ興味は生まれるようです。
CGもハイテク機器も無い昔は、撮影するのも命がけですね。
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